助成金採択者のお知らせ
更新日 2023年11月10日
関節リウマチの精密医療の推進に資する研究推進プログラムは、審査の結果、次の方々の研究題目が採択されました。
なお、公募時には臨床研究と基礎研究それぞれ10課題、6課題の採択枠を設けていましたが、審査委員会で個々の応募課題の独創性・将来性、実現可能性を総合的に評価し、さらに公募テーマに合致した内容であるかを重視し、厳正な審査の結果、採択課題数を臨床研究5課題、基礎研究8課題となりました。
◇臨床研究部門5名（50音順）
氏 名
所 属
研究題目
梅北邦彦
宮崎大学医学部附属病院 膠原病内科
「HTLV-1陽性関節リウマチレジストリを活用したATLハイリスク患者の同定と精密医療の確立」
惠谷悠紀
大阪大学大学院医学系研究科運動器再生医学共同研究講座
「Seropositivityが生物学的製剤・JAK阻害剤の治療成績に及ぼす影響の検討
－関西多施設ANSWERコホートによる解析－」
－関西多施設ANSWERコホートによる解析－」
清水俊匡
長崎大学病院臨床研究センター
「ePRO超早期変動による関節リウマチ分子標的薬の効果予測システムの構築
平田信太郎
広島大学病院 リウマチ・膠原病科
「MTX-polyglutamate （MTX-PG)と診断時バイオマーカー・プロファイルによる関節リウマチ初期治療のprecision medicineを目指す研究」
本田卓
東京女子医科大学膠原病リウマチ内科学分野
「特殊なRA患者のイベントも医師と同じ推論プロセスで予測するLLMの構築」
◇基礎研究部門8名 （50音順）
氏 名
所 属
研究題目
大山綾子
筑波大学附属病院
「関節リウマチの新規バイオマーカーとしてのシトルリン化ITIH4定量系の確立とその機能解析」
岡本祐子
東京⼥⼦医科⼤学医学部膠原病リウマチ内科
「関節リウマチ発症高リスク個体のT細胞B細胞免疫異常の探索」
川﨑貴裕
大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学
「マルチオミクスとAI解析で紐解く高齢発症関節リウマチ・PMRの病態解明と新規治療法探索」
久保智史
産業医科大学医学部分子標的治療内科
「関節リウマチ患者の 細胞分化異常に着目した精密医療の推進」
辻本考平
大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学
「関節リウマチの”完治”を目指して：骨髄幹細胞のエピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオミクスの多層解析による新規治療戦略の探索」
中野正博
理化学研究所生命医科学研究センター ヒト免疫遺伝研究チーム
「関節リウマチの患者層別化に向けた新たな遺伝的リスクスコアモデルの構築」
松本佳則
岡山大学学術研究院医歯薬学域 腎・免疫・内分泌代謝内科学
「アダプター蛋白に着目した関節リウマチの病態解明と新規治療法の開発」
吉田幸祐
神戸大学大学院保健学研究科 パブリックヘルス領域
「関節リウマチ治療反応性を早期に予測する循環細胞外遊離DNA検出システムの開発」
研究助成金の趣旨
一般社団法人日本リウマチ学会では、リウマチ性疾患の診断と治療、ならびに基礎研究を推進するための研究助成事業を行っております。本助成事業の目的は、リウマチ学、および関連する生命医科学の新展開を切り拓く次世代のリーダーに、このテーマに関する研究の発展を促すことであります。創意に富んだ斬新な提案を歓迎します。
公募概要
１．助成対象課題
関節リウマチの精密医療の推進に資する研究
（※臨床検体や疾患モデル動物を用いた基礎的研究から、コホート研究などのような純粋な臨床研究までの幅広い研究が対象となります。ご不明な点は下記問い合わせ先までお問合せください。）
（※臨床検体や疾患モデル動物を用いた基礎的研究から、コホート研究などのような純粋な臨床研究までの幅広い研究が対象となります。ご不明な点は下記問い合わせ先までお問合せください。）
２．助成金額・件数
臨床研究：1件100万円、最大10件
基礎研究：1件250万円、最大6件
臨床研究：1件100万円、最大10件
基礎研究：1件250万円、最大6件
３．応募資格
(1)2023年4月1日時点で満50歳以下を対象とします。ただし、研究経歴において特殊な事情がある場合は上記の年限を越えても応募を受け付ける場合がありますので、事務局にお問い合わせください。
(2)申請時点で、日本リウマチ学会会員に限ります。
４．研究助成金の使途、および会計処理
(1)研究遂行に関連することであれば使途は限定しません。
(2)研究助成金は、原則として奨学寄附金として学会から申請者の所属機関に振り込みます。ただし、本助成金から間接経費（オーバーヘッド）の負担は行いません。
５．応募方法
(1)申請書
(2)代表論文の別刷5編以内
上記2点を電子媒体でお送りください。
申請書ダウンロード＞＞
https://www.ryumachi-jp.com/info/application_2023.docx
送付先＞＞
gakkaih@ryumachi-jp.com
(1)申請書
(2)代表論文の別刷5編以内
上記2点を電子媒体でお送りください。
申請書ダウンロード＞＞
https://www.ryumachi-jp.com/info/application_2023.docx
送付先＞＞
gakkaih@ryumachi-jp.com
６．申請受付期間
2023年7月3日(月) ～ 9月8日(金)
2023年7月3日(月) ～ 9月8日(金)
７．選考方法
学会内外の審査員から構成される研究助成選考委員会が選考にあたります。
受給中および申請中の科研費または研究助成は必ず申告してください。また申請者本人が、大型公的研究費を受給している場合（概ね年間3,000万円以上）は、申請をご遠慮ください。申告漏れがあった場合は審査対象から除外される場合があります。また、同一の教室・講座から多数の応募があった場合は採択に際して調整を行う場合があります。
学会内外の審査員から構成される研究助成選考委員会が選考にあたります。
受給中および申請中の科研費または研究助成は必ず申告してください。また申請者本人が、大型公的研究費を受給している場合（概ね年間3,000万円以上）は、申請をご遠慮ください。申告漏れがあった場合は審査対象から除外される場合があります。また、同一の教室・講座から多数の応募があった場合は採択に際して調整を行う場合があります。
８．研究成果および会計報告
(1)本助成金受領者は、2025年3月末までに、研究成果と会計報告の概要を「日本リウマチ学会関節リウマチの精密医療の推進に資する研究推進プログラム」宛に提出してください。研究成果報告・会計報告書の様式は、助成対象者にお送りいたします。
(2)本助成金による研究成果を論文発表する際には、本助成金（The JCR Grant for Promoting Research for Precision Medicine in Rheumatoid Arthritis）による支援を受けたことをAcknowledgementに明記してください。
(3)本助成金受領者は、(1)の研究成果と会計報告を提出した年に開催される学術集会において、研究成果発表を行うものとします。
(4)本研究助成の贈呈対象者として、相応しくない行為があった場合には、助成金の返還を求めることがあります。
９．評価にあたって審査委員が審査対象外となる利益相反
(1)被評価者が家族である。
(2)被評価者が大学、国立研究開発法人、国立試験研究機関等の研究機関において同一の学科等また同一の企業に所属しているものである。
(3)被評価者が課題評価委員会の開催日の属する年度を含む過去3年度以内に緊密は共同研究を行ったものである。
(4)被評価者が博士論文の指導を行い、又は受ける等緊密な師弟関係にある者である。
１０．問い合わせ先
「関節リウマチの精密医療の推進に資する研究推進プログラム」選考委員会
〒105-0013 東京都港区浜松町2-9-6 浜松町エムプレスビル3階
（電話）03-6435-9761
（E-mail）gakkaih@ryumachi-jp.com
「関節リウマチの精密医療の推進に資する研究推進プログラム」選考委員会
〒105-0013 東京都港区浜松町2-9-6 浜松町エムプレスビル3階
（電話）03-6435-9761
（E-mail）gakkaih@ryumachi-jp.com