日本リウマチ学会について 日本リウマチ学会について

委員会

任期:2021年 4月26日~2023年度 社員(会員)総会終了日

各委員会のご紹介

総務委員会 【8名】(五十音順)
委員長
田中 栄(東京大学大学院)

委員
石井 優(大阪大学大学院)
金子 祐子(慶應義塾大学)
川上 純(長崎大学大学院)
髙木 理彰(山形大学)
中川 夏子(兵庫県立加古川医療センター)
藤尾 圭志(東京大学大学院)
宮原 寿明(九州医療センター)

 活動内容
一般的に総務の仕事は多岐にわたり、これが内容であると決めがたいところがあるのが特徴です。学会の活動では委員会が多くの部分をカバーします。主な業務として期待されるものは各種委員会活動のサポートと理事会の指示を受けて委員会活動が効率的に行えるように規則あるいは体制の整備を審議するところです。理事会と各種委員会が効率よく活動できるように支えることが主な業務です。学会活動には多様性が必要と思い、委員の方々には多様な意見を反映出来る方々に加わって頂きました。多様な会員が充分に活動できる学会を目指したいと思います。活動内容が見えにくい委員会ですが、時々においてしっかりと活動内容を発信してゆくつもりです。

 2022年度
 事業計画
学会内で発生する横断的な問題を継続して検討し適宜理事会に答申する。

学会誌編集委員会
MR 編集委員会【12名】
委員長
桑名 正隆(日本医科大学)

副委員長
渥美 達也 (北海道大学大学院)
田中 栄(東京大学大学院)

委員
岡本 奈美(大阪労災病院)
亀田 秀人(東邦大学)
川上 純( 長崎大学大学院)
川人 豊(京都府立医科大学大学院)
桐野 洋平(横浜市立大学大学院)
熊ノ郷 淳(大阪大学大学院)
髙木 理彰(山形大学)
田中 良哉(産業医科大学)
桃原 茂樹(草薙整形外科医院)

 活動内容
本委員会では学会誌Modern Rheumatologyの発刊を通じて学会の学術活動に貢献しています。Modern
Rheumatologyには学会員からだけでなく、世界中からの多くの投稿があります。2018年には62%を海外からの投稿が占め、国際的にリウマチ学に関わる研究者から本誌は広く受け入れられています。2008年以降は電子投稿査読システムを導入し、投稿論文対応のスピードアップを計り、投稿者の利便性を高めています。2018年には、投稿から最初のdecisionまで平均で20日、採択からオンライン掲載まで45日となっています。10名の編集委員と22名のtransmitting
editorが事務局と力を合わせてタイムリーかつ科学的に適正な評価を実現しています。学術誌評価の一つであるImpact factorは1.973(2018年)で、さらなる向上を目指しています。

 2022年度
 事業計画
(1)MR論文の医学倫理に則った質の向上と引用の増加を図り、更なる国際的展開を進める。
(2)質の高い出版を維持し、年6回の安定した発行に努める。
(3)英文抄録集は学術集会の演題登録時に英文抄録を義務付け、MR Supplementとして年1回オンラインPDF掲載として発行する。
(4)出版社の変更に伴う電子査読システム等の問題に速やかに対応し、投稿査読工程を安定的に提供する。
(5)広告掲載を行い、経営基盤の安定に努める。

MRCR 編集委員会 【11名】
委員長
田中 良哉(産業医科大学)

副委員長
門野 夕峰(埼玉医科大学)
藤井 隆夫(和歌山県立医科大学)

委員
伊藤 宣(倉敷中央病院)
桑名 正隆(日本医科大学)
冨板 美奈子(下志津病院)
中島 康晴(九州大学医学部)
南木 敏宏(東邦大学医学部)
藤尾 圭志(東京大学大学院)
保田 晋助(東京医科歯科大学)
山岡 邦宏(北里大学)

 活動内容
日本リウマチ学会Modern Rheumatology Case Reports編集委員会では、学会機関誌としてModern Rheumatology Case Reports
(MRCR)を2017年1月に創刊しました。貴重な経験が満載された症例を一人でも多くのリウマチ医に届けることは本学会の責務であり、若手の論文作成・発表の機会を増やすという教育的視点からも有意義です。MRCRは冊子体を発行しないOnlineジャーナルで、リウマチ学におけるあらゆる分野の症例報告を掲載します。編集委員8名を含むTransmitting
Editor合計17名にて電子投稿査読システムEditorial
Managerを利用し、投稿からアクセプト、アクセプトからOnline出版までは各々約1ヶ月と短く、査読出版工程も順調に進んでいます。これまでに約100編の論文を出版しました。また、国外でのプロモーションを精力的行い、海外からの投稿が約4割、出版が約2割を占めます。現在、MEDLINE/PubMed収載、Impact
factor獲得に向けて準備中です。本学会員は投稿掲載料無料で、MRCRへの論文掲載は評議員の資格要件になります。MRCR論文の閲覧は本学会HPの学会誌ページ、投稿規程はジャーナルWEBページ(http://www.tandfonline.com/tmcr)でもご覧頂けます。皆様からのご投稿を心よりお待ちしております。

 2022年度
 事業計画
(1)世界の状況を鑑み、可能な範囲でのジャーナルプロモーションを行い、MRCRの周知、投稿増加を図る。
(2)投稿論文の公正な査読を行い、教育的価値、報告意義のある論文の掲載に努める。
(3)MRCRの安定した出版/発行に努め、年2回オンライン定期発行を行う。
(4)出版社の変更に伴う電子査読システム等の問題に速やかに対応し、投稿査読工程を安定的に提供する。

医学用語委員会 【9名】(五十音順)
委員長
田中 康仁(奈良県立医科大学附属病院)

副委員長
中島 亜矢子(三重大学医学部附属病院)

委員
石川 肇(新潟県立リウマチセンター)
門野 夕峰(埼玉医科大学)
佐藤 慎二(東海大学)
長坂 憲治(青梅市立総合病院)
中島 康晴(九州大学医学部)
堀内 孝彦(九州大学病院別府病院)
森 雅亮(東京医科歯科大学大学院)

顧問
宮原 寿明(九州医療センター)

 活動内容
医学用語委員会では、リウマチ学用語集を編纂し、継続して整備に当たってまいりました。また日本医学会や他の関連の学会との医学用語の整合性についても検討作業を行っております。リウマチ学を論じるときに共通の言語である「医学用語」は非常に重要でありますが、最近のリウマチ学の進歩は著しく、それに遅れることなくリウマチ学用語集に掲載していく必要があると考えております。ホームページを介して、引き続き会員の皆様から新規収載用語を含めて広く用語に関するご意見をいただけるように啓発活動に務めてまいります。また、皆様の利便性を考え、今後ともリウマチ学WEB検索システムの利用促進を図っていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

 2022年度
 事業計画
(1)「リウマチ学用語集」の改定作業を引き続き行い、ガイドラインから抽出した用語に関しては、2022年度中に収載する予定である。
(2)リウマチ学用語集とICD-11との整合性の検討を引き続き行う。
(3)日本医学会分科会医学用語委員会では2022度末までに日本医学会医学用語辞典の改定を計画されており、日本リウマチ学会としても対応していく。

リウマチ学用語編集小委員会 【8名】(五十音順)
委員
綾野 雅宏(九州大学大学院病態修復内科)
伊澤 直広(埼玉医科大学病院)
上島 洋二(埼玉県立小児医療センター)
内田 嘉雄(内田クリニック)
尾崎 裕亮(奈良県立医科大学 リウマチクリニック整形外科)
竹中 健智(仁愛医院院長)
藤原 稔史(九州大学整形外科)
細野 祐司(東海大学医学部内科学系リウマチ内科学)

ICD-11ワーキンググループ 【6名】(五十音順)
メンバー
蛯名耕介(大阪大学)
勝又康弘(東京女子医科大学)
橋本貴子(藤田医科大学)
林原雅子(鳥取大学)
矢野絋一郎(東京女子医科大学)
吉藤元(京都大学)

社会保険委員会 【10名】(五十音順)
委員長
桃原 茂樹(草薙整形外科医院)

副委員長
田村 直人(順天堂大学)

委員
鈴木 貴博(川崎市立井田病院)
田中 栄一(東京女子医科大学)
松野 博明(松野リウマチ整形外科)
三宅 信昌(三宅整形外科医院)
持田 勇一(横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター)
森 雅亮(東京医科歯科大学大学院)
山路 健(順天堂大学)
吉田 智彦(新宿南リウマチ膠原病クリニック)

 活動内容
社会保険委員会は、関節リウマチならびにその他日本リウマチ学会が取り扱う自己免疫疾患全般において保険診療に関連する事柄を対象に活動しています。具体的には保険未収載の疾病や診療・治療項目はもちろんのこと、常識的に考えて著しく診療報酬の低い項目についてもリウマチ専門医が円滑で安全な日常診療が行えるように厚生労働省や政府関係者と討議し改善可能であるものについては修正してもらうよう学会を代表して要望しています。要望については、内保連、外保連にも毎年お願いするとともに、関連団体である日本整形外科学会、日本臨床整形外科学会、日本リウマチ財団の代表者とも年に数回討議を重ね賛同承認の得られた項目については共同申請も行っています。また年に1回、リウマチ学会評議員にアンケート調査を依頼し、専門医が日々の診療において保険請求が認められなかった項目については委員会内で討議し必要と考えられた場合は、支払基金をはじめ当該部署と交渉をしています。学会員個々のかかえる保険請求における疑義解釈については、可能な限り個別に回答し、出来るだけ多くの学会員が、支障のない保険請求を行い日々の診療活動を円満に継続出来るよう努力しています。

 2022年度
 事業計画
「第8回実地診療における保険適用に関する疑義解釈アンケート」を実施する。些細な案件であっても登録をお願いしたい。

専門医制度委員会 【9名】(五十音順)
委員長
針谷 正祥(東京女子医科大学)

副委員長
門野 夕峰(埼玉医科大学)

委員
石井 優(大阪大学大学院)
金子 佳代子(国立成育医療研究センター)
田中 栄(東京大学大学院)
中島 亜矢子(三重大学医学部附属病院)
堀内 孝彦(九州大学病院別府病院)
宮原 寿明(九州医療センター)
森 雅亮(東京医科歯科大学大学院)

 活動内容
専門医制度委員会は、会員の先生方がリウマチ専門医を取得・更新するための制度作りを担当しています。現在、日本リウマチ学会が認定するリウマチ専門医は約4900名ですが、必要数には遠く及びません。また地域的な偏りも見られます。
リウマチ専門医の育成とリウマチ専門医数の均てん化を進めることによって、国民が標準的な膠原病リウマチ診療を各地域で受けられることが当委員会の目標です。当委員会は、日本専門医機構、日本内科学会、他の内科系サブスペシャル学会と連携をとりながら、専門研修整備基準、リウマチ専門医カリキュラム、リウマチ専門研修施設が使用するリウマチ専門研修計画・研修マニュアルのひな形、リウマチ専門研修計画申請書などを整備して参りました。また、リウマチ専門研修の研修実績を記録・評価するためのwebシステムであるリウマチ版J-OSLERを開発しました。

 2022年度
 事業計画

当委員会が恒常的に行ってきた、学会専門医制度の管理・検討・改訂、指導医の新規認定・資格更新業務、教育研修会の認定業務、他の学会・当該機構との調整を引き続き実施する。新専門医制度に関して以下の項目を重点的に実施する。

(1)日本専門医機構が示す専門医制度の改革についてリウマチ学会を代表して対応する。日本専門医機構、日本内科学会や日本整形外科学会等の基盤領域の学会、内科系関連subspecialty 13学会等の他の関連学会との連携を調整し、内科サブスペシャルティ連絡協議会、内科サブスペシャルティ審査協議会等へ参画する。
(2)膠原病・リウマチ内科領域の整備基準に沿って各種規定、専攻医公募に必要な要件を作成し、研修施設において専攻医公募を実施する。
(3)新専門医制度に伴い、専門医症例登録システム(リウマチ版J-OSLER)は、2022年4月頃、稼働予定である。

専門医資格認定委員会 【9名】(五十音順)
委員長
門野 夕峰(埼玉医科大学)

副委員長
田村 直人(順天堂大学)

委員
伊藤 宣(倉敷中央病院)
梅林 宏明(宮城県立こども病院)
金子 祐子(慶應義塾大学)
川畑 仁人(聖マリアンナ医科大学)
高窪 祐弥(山形大学)
二木 康夫(慶應義塾大学)
山崎 聡士(久留米大学医療センター)

 活動内容
専門医資格認定委員会は、専門医資格審査、すなわち、専門医受験申請の資格、専門医資格の更新の審査を行います。日本リウマチ学会の専門医試験は、1990年に開始され、本邦で数多くのリウマチ専門医を認定してきました。当委員会では、専門医認定試験問題の作成、採点、試験場運営の実務と試験の合格判定を行っています。また、過去の試験問題を解説して専門医試験に役立てるとともに、リウマチ学の知識の向上に役立てるために、“リウマチ専門医試験の例題と解説”を発刊する業務も担当しています。リウマチ性疾患の診療に必要な知識と技能を有し、リウマチ医療に携わる相応しい医師を専門医として認定していきます。

 2022年度
 事業計画
(1)新規専門医の資格認定にあたっては、資格認定試験を継続して実施する。
ⅰ.試験問題の作成は、引き続き独自性と継続性を持たせるため問題作成委員会において、研修カリキュラムと試験問題との整合、分野別出題、問題収集方法、試験問題の質の向上、内容・形式について、厳にリウマチ専門医の認定にふさわしいものとする。
ⅱ.2015年度より新専門医制度が施行され、新規申請者については病歴要約、更新者については症例報告の提出が必要となった。公平に評価することが重要になるため、審査については症例審査委員へ依頼する。
ⅲ.2021年度専門医資格認定試験は、2022年6月26日(日)に実施予定である。試験方式は、 Computer Based Training (CBT)方式で行う。
会場は、各都道府県に設置されているCBTテストセンターで実施する。
試験結果については、7月に専門医資格認定委員会を開催し合否判定基準点の設定及び合否判定を行い、8月の理事会に報告し承認を得た後、各受験者に対し合格通知を発送する。合格者の認定日は、遡って2022年3月1日とする。
(2)専門医資格更新時の研修単位取得証明のため「専門医手帳」並びに「認定証」を交付する。
ⅰ.単位取得記録は、各自の自主管理として保管し更新にあたること。
ⅱ.手帳の紛失等により取得単位の証明ができないときは、更新は保留となる。万一、手帳を紛失した場合は、速やかに再交付(2,000円)を受け、確実に取得単位の自主管理(記録)を行うこと。
ⅲ.認定証書を紛失または汚損し、再交付を希望する場合は、手数料5,000円(証書筆耕料の実費)を添え申請すること。
(3)受験資格、応募要領は、ホームページ・メールマガジン・ニュースレターに掲載し公告する。また、更新にあたっては該当者各個に事務局より通知する
(4)第10版リウマチ専門医試験「例題と解説」の刊行(2022年10月刊行予定)
(5)新専門医制度改革について、関連委員会と連携する。

教育施設認定委員会 【13名】(五十音順)
委員長
中島 亜矢子(三重大学医学部附属病院)

委員
石川 肇(新潟県立リウマチセンター)
大類 広(山形病院)
窪田 綾子(東邦大学医療センター大森病院)
冨田 哲也(森ノ宮医療大学大学院)
新納 宏昭(九州大学病院)
柱本 照(神戸大学大学院)
坂野 章吾(愛知医科大学病院)
堀田 哲也(北海道大学大学院)
水木 伸一(松山赤十字病院)
三村 俊英(埼玉医科大学)
宮本 健史(熊本大学)
山村 昌弘(岡山済生会総合病院)

 活動内容
教育施設認定委員会では、リウマチ専門医の専攻カリキュラムにそった研修をうけられる医療機関を認定しています。教育認定施設は、総合病院またはこれに準ずる病院およびリウマチ専門病院であること、リウマチ性疾患が年間100症例(関節リウマチ/若年性特発性関節炎を30症例以上含む)以上あること、研修環境が総合的に整備されていること、指導医1名以上または専門医2名以上が勤務していること、リウマチ学に関連する教育が定期的に行われていること、のすべてを満たすことが認定条件です。当委員会は、申請のあった医療機関に対して、日本リウマチ学会の各支部代表2名からなる委員会による厳正な審査のうえ、これらの条件を満たすかどうかを確認し、毎年教育施設を認定しています。そしてあらたな日本専門医機構認定専門医制度においては、研修カリキュラムは、認定施設、準認定施設等が「施設群」となってローテーションのうえ専修教育を実施することになります。

 2019年9月現在、全国で596施設が教育施設として認定され、高度な専門研修がおこなわれています。

 2022年度
 事業計画
(1)2022年度教育施設の認定は例年のとおり実施する。申請受付締め切り6月末日、8月審査、2022年度第3回理事会での審議・承認を経て9月1日付で認定する。
2022年度教育施設申請については、2021年度のリウマチ専門医試験を2022年6月に延期するため、2021年度専門医試験合格者を見込んでの申請についての救済策として、申請募集は通常通り行い、専門医合格予定者が不合格の場合は、当該施設の専攻医の研修に支障が発生する可能性があるため、事例が発生した場合は、個々に教育施設認定委員会で対応する。また、募集をする際に、上記の事例が発生する場合もある旨のアナウンスをする。
(2)2022年度膠原病・リウマチ内科領域の新専門研修計画は、日本専門医機構から整備基準が示された後、募集を開始する。
(3)教育施設が減少している県には、理事会を通して支部代表理事に働きかけていく。

国際委員会 【9名】(五十音順)
委員長
田中 良哉(産業医科大学)

副委員長
川上 純(長崎大学大学院)

委員
岡田 随象(大阪大学大学院)
亀田 秀人(東邦大学)
桑名 正隆(日本医科大学)
清水 正樹(東京医科歯科大学)
高柳 広(東京大学大学院)
三宅 幸子(順天堂大学大学院)
山岡 邦宏(北里大学)

 活動内容
日本リウマチ学会国際委員会は本学会の国際化推進を主な任務としています。リウマチ学の目覚ましい発展に対応して国際社会と協調できる体制を整え、魅力ある学会にする必要があります。年次学術集会では、委員会企画シンポジウム、国際コンカレントワークショップ、国際顧問会議、欧州リウマチ学会(EULAR)セッションを開催しています。海外からの演題応募も推奨し、25%以上の英語演題を目指しています。また、米国リウマチ学会(ACR)、アジアパシフィックリウマチ学会(APLAR)との合同セッションを予定しています。逆に、ACR,
APLAR,
EULARの年次集会でも合同セッションを計画中で、これらの国際関連学会での広報活動を活発にしていきます。さらに、国際育成セミナーの実施、短期および長期のEULARとの若手リウマチ医トレーニングプログラムを企画してきましたが、今後は上記の国際関連学会へ拡大、また、Travel
Awardを双方向に拡大し、若手を中心とした国際交流をさらに活性化しています。また、HPの充実を予定しています。委員会活動にご協力をお願いすると共に、ご意見、ご示唆があれば何なりとお知らせ下さい。

 2022年度
 事業計画

2021年度に制度化した施策、事業を引き続き継続して実施し国際化の一層の充実を図る。

(1)シンポジムは共通の通し番号で管理することとし、国際委員会企画(英語)として3セッションを国際委員会(または国際委員会から推薦されたセッションオーガナイザー)で担当する。
(2)昨年に引き続き、学術集会期間中にEULAR sessionおよびACR sessionを開催する。
(3)一般英語演題について
i.一般英語演題への登録はJCR会員および海外から137演題あった。
ii.国際コンカレントワークショップセッション(口演)は1枠60分前後とし116演題21枠開催予定。21演題を英語ポスターセッションで発表予定。英語演題セッションでの発表に年齢制限は設けない。
(4)JCR 2022がハイブリッド開催へと変更になったのに伴い、昨年同様に名称を「Overseas Award」とし海外の若手研究者(45歳未満)に対し上限25名を第65回学術集会に招待する(参加費無償)。受賞者のプレゼンテーションは国際コンカレントワークショップで行う。応募者数は5名から5演題、審査の結果、5演題(5名)受賞となった。
(5)JCR会員(45歳未満)を対象に国際ワークショップ優秀演題賞(ICW Excellent Abstract Award)を設け、受賞者へは2万円および賞状を贈呈する(最大30名)。受賞者のプレゼンテーションは、国際コンカレントワークショップで行う。
応募数(賞審査対象演題)は103演題あり、受賞者を28名(28演題)とした。
(6)学術集会期間中に開催しているJCR International Advisory Board MeetingはJCR 2022の海外招待者は原則リモート・事前収録による参加のため2022年も開催を見送ることとした。
(7)JCR-EULAR若手リウマチ医トレーニングプログラム
COVID-19の影響を鑑みて渡航期日に猶予を持たせる、状況によっては渡航期日の延長を可能とすることを確認した。
(8)国際広報活動(APLAR、ACR、EULAR等の国際学会との関係)について
i.APLAR 2022香港(2022年12月6日- 9日予定)に演題投稿したJCR会員に対し優秀演題賞を設ける(賞金を予定)。審査は国際委員会が行う。
ii.APLARとの関係強化・拡大のため、開催方法・開催地に関係なく今後も積極的に広報活動を続けていく。
iii.JCR広報活動の一環として、今後もEULARやACRの年次集会に積極的に関わっていくことを確認した。
(9)JCR国際育成セミナー2022について
COVID-19感染防止対策を最大限に行ったうえで、現時点では通常開催を念頭にセミナー開催に向けて準備を進める。
開催予定日は2022年7月28日(木)~30日(土)。

JCR国際育成セミナー小委員会 【9名】
委員長
川上 純(長崎大学大学院)

副委員長
亀田 秀人(東邦大学)

委員
池田 啓(千葉大学医学部附属病院)
一瀬 邦弘(長崎大学大学院)
伊藤 宣(倉敷中央病院)
金子 祐子(慶應義塾大学)
岸本 暢将(杏林大学)
中山田 真吾(産業医科大学)
保田 晋助(東京医科歯科大学)

 活動内容
国際化を推進するJCRは、年次学術集会における国際コンカレントワークショップや欧州リウマチ学会(EULAR)セッションを導入し、英語演題も徐々に増えて来ました。それに関連して、JCR国際育成セミナー小委員会は、JCR International Schoolを担当しています。このJCR International SchoolはJCR若手会員を対象に、自身の研究成果を英語でプレゼンし、英語でディスカッションし、国際感覚を身につけ、将来のキャリアアップに繋げてもらうことを目的に、7年前に始まりました。毎年、7月末の3日間、軽沢プリンスホテルで開かれますが、アジアパシフィックリウマチ学会(APLAR)やEULARからの参加も増え(今年はAPLARから7名、EULARから2名のプレゼンターが参加)、チューターの皆さんの熱心なプレゼン指導もあり、参加者からも高い評価をいただいています。この活動は、JCRのさらなる発展に大きく貢献すると思います。是非、周囲の若手研究者に勧めていただければ幸いです。

生涯教育委員会 【9名】(五十音順)
委員長
堀内 孝彦(九州大学病院別府病院)

副委員長
藤井 隆夫(和歌山県立医科大学)
桃原 茂樹(草薙整形外科医院)

委員
高橋 裕樹(札幌医科大学)
中島 康晴(九州大学医学部)
中島 裕史(千葉大学医学部附属病院)
楢崎 雅司(大阪大学大学院)
右田 清志(福島県立医科大学)
三宅 幸子(順天堂大学大学院)

 活動内容
リウマチ学全般の研修機会を会員に提供することを目的に全国規模の教育研修会を年3回開催しています。4月のアニュアルコースレクチャーは学術総会にあわせて開催されるため1,200名余りの多数の聴講がありますが、8月の東京、12月の大阪での全国中央教育研修会でもそれぞれ約200名の参加があります。基礎医学、内科、小児科、整形外科、リハビリそして医療安全・医療倫理等に関する講演を全部で7つ行い研修単位を付与しています。研修単位はリウマチ専門医資格受験や更新に必要となります。リウマチ学の進歩を幅広い角度からしっかりと研修していただけるようにプログラムを作成しています。学会員以外でも参加は可能なので興味のある方は日本リウマチ学会事務局までお問い合わせください。

 2022年度
 事業計画
(1)中央教育研修会の開催
i. JCR2022アニュアルコースレクチャー
開催形式: ハイブリッド開催(会場・WEB(ライブ・オンデマンド配信))
開催日: 2022年4月24日(日)
※オンデマンド配信:5月13日(金)~5月31日(火)
会  場: パシフィコ横浜 ノース
ii. JCR2022全国中央教育研修会 東京大会
開催日: 2022年8月21日(日)
会  場: 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京)
iii. JCR2022全国中央教育研修会 大阪大会
開催日: 2022年12月4日(日)
会  場: 千里ライフサイエンスセンター(大阪)
(2)2023年度中央研修会開催概要及びプログラムの企画を行う。
(3)厚生労働省事業 リウマチ相談員養成研修会を企画・実施する。
(4)リウマチ病学テキスト改訂第3版を2022年4月の発行を目指し、発行後は広報活動を積極的に行う。

RA超音波標準化小委員会 【15名】
委員長
川上 純(長崎大学大学院)

副委員長
中川 夏子(兵庫県立加古川医療センター)

委員
阿部 麻美(新潟県立リウマチセンター)
有信 洋二郎(九州大学病院)
池田 啓(千葉大学医学部附属病院)
小笠原 倫大(順天堂大学医学部附属順天堂医院)
岡野 匡志(大阪公立大学大学院医学研究科)
小倉 剛久(東邦大学医療センター大橋病院)
川尻 真也(長崎大学大学院)
中原 龍一(岡山大学病院)
西田 睦(北海道大学病院)
原 良太(奈良県立医科大学附属病院)
舟橋 康治(刈谷豊田総合病院)
吉見 竜介(横浜市立大学医学部)
和田 誠(京都府立医科大学)

 活動内容
関節リウマチ(RA)の診断と治療評価における超音波検査の有用性は確立されて来ました。しかしながら超音波はその検査の特性で、関節病変の描出法・グレーディング・ピットフォールなど、標準化のプロセスが必須の領域です。また、関節超音波検査を正確に実施できる人材の育成も必要です。RA超音波標準化小委員会は撮像法や滑膜病変についての出版物、講習会の開催(東京でのアドバンスコース、各支部での初心者向けコース)、登録ソノグラファー制度、年次学術集会における関節エコーライブ&ハンズオンセミナーなどを通じて、全国におけるRAの関節超音波検査の均てん化を図っております。アドバンスコースや初心向けの講習会については、内容の見直しも計画しています。

 2022年度
 事業計画
(1)関節超音波 初級講習会・中級講習会開催に向け、準備を進める。また今後対面での開催が困難となってしまう場合に備え、WEB開催ができるよう、実現に向け委員会内で検証していく。
(2)登録ソノグラファー制度をさらに充実させるための方策を検討する。
(3)関節超音波講習会は会員のための制度であるが、登録ソノグラファーは非会員の方も登録されており、その方々の学会における資格と講習会のあり方を検討していく。

情報化委員会 【11名】(五十音順)
委員長
田中 良哉(産業医科大学)

委員
井畑 淳(横浜医療センター)
越智 小枝(慈恵会医科大学)
駒形 嘉紀(杏林大学)
住友 秀次(神戸市立医療センター中央市民病院)
田中 康仁(奈良県立医科大学附属病院)
中山田 真吾(産業医科大学)
平野 亨(大阪大学大学院)
舟久保 ゆう(埼玉医科大学)
松井 利浩(相模原病院)
宮前 多佳子(東京女子医科大学)

 活動内容
本委員会は、本会より発信する情報及び他団体より本会宛に依頼等のあった情報に関する事項について審議検討すると共に、ウェブサイトSNSなどの媒体を通じて、日本国内の会員だけでなく海外の方にもJCRの活動について知ってもらうことを目的に活動しています。本委員会の取り組みは学会の活動のすべてと関わりがあるといっても過言ではありません。従いまして、各委員会と連携しながら、正しい情報を見やすく発信できるように心がけています。ウェブサイトは重要かつ緊急性の高い情報を迅速に発信するとともに研修制度や出版物など教育的見地からのコンテンツを整備しています。以上から、本委員会はJCRの国際的なプレゼンスの向上に貢献すべく活動を行います。

 2022年度
 事業計画
(1)本会より発信する情報、及び他団体より本会宛に依頼等のあった情報に関する事項について審議検討する。著作権、肖像権、情報のピアレビュー体制などを含め法律面の共通ルールを策定する。
(2)学会情報3媒体(ホームページ、 ニュースレター、 メールマガジン)に加え、SNSを介する情報発信を推進する。Covid-19情報を含めて、重要かつ緊急性の高い情報を迅速に発信し、正確かつ有益な情報を会員へ提供する。
(3)各委員会などと連携し、各委員会の活動の周知と共に、各委員会からの情報発信をより効率的に行う。
(4)ウェブサイト等を利用した広報、教育活動を推進する。研修制度や出版物など教育的見地からのコンテンツの大幅な整理と改定を行う。医師のみならず、メディカルスタッフ、患者支援に関する情報を充実させる。
(5)コロナ禍等により後退した国際化の回復、拡大を目指す。英語版HPの充実、SNS(ファイスブック、ツイッター等)の積極的活用を介して国際的情報発信を促進し、本学会の国際化、年次集会への海外からの応募演題数、参加者数などの大幅な拡充をはかる。
(6)バナー広告獲得等による財政の安定化を図る。

ニュースレター小委員会 【10名】(五十音順)
委員長
田中 康仁(奈良県立医科大学附属病院)

委員
金澤 洋(青森県立中央病院)
黒田 毅(新潟大学医歯学総合病院)
小嶋 俊久(名古屋医療センター)
田中 栄一(東京女子医科大学)
田巻 弘道(聖路加国際病院)
長嶺 里美(佐賀大学医学部附属病院)
西本 華子(神戸大学医学部附属病院)
原 良太(奈良県立医科大学附属病院)
平田 信太郎(広島大学病院)

 活動内容
ニュースレター小委員会は年4回発刊される日本リウマチ学会のニュースレターのコンテンツ作成・執筆依頼等の業務を行なっています。委員は委員長を含めて10名(担当事務1名)です。ニュースレターという媒体の性格上、可能な限り全国各支部から委員になっていただいています。
委員会は年4回学会事務局で編集会議を行い、執筆者の選定と掲載内容の決定を行なっています。会議では委員の先生方が気楽に執筆者を推薦できるよう、アットホームな雰囲気を目指して行なっています。各号の校正作業は各委員にメールでお願いして行なっています。実はこの校正作業が一番重要(大変)で、各委員の先生方の忙しい時間を割いていただき、用語や文脈等多岐にわたる校正をしております。時には御高名な先生の文章にも僭越ながら修正案を提案させていただく場合もあり、御無礼がありましたらこの場をお借りしてお詫び申し上げます。
多くの先生方から「楽しみにしています」「あの記事は興味深かった」等の感想もいただいており、苦労して編集した甲斐があり、嬉しい限りです。今後も執筆依頼が届きましたら是非御協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

関連リンク

学術集会委員会 【5名】
委員長
竹内 勤(埼玉医科大学/慶應義塾大学)

委員
田中 良哉(産業医科大学)
髙木 理彰(山形大学)
中山田 真吾(産業医科大学)
高窪 祐弥(山形大学)

 活動内容
学術集会委員会は財務担当委員会、プログラム担当委員会、会長および総務担当の業務・役割を定め、学会主導による学術集会開催にあたって各々の役割、任務、権限などを整備しています。また、5年先までの学術集会会場あるいは運営業者を選定し、健全で透明性のある学術集会運営を目指した活動を行っています。

 2022年度
 事業計画
・JCR2022の開催(会期:2022年4月25日~4月27日,パシフィコ横浜ノース)(会場とWEBのハイブリッド開催)
・JCR2023開催にむけての準備(会期:2023年 4月24日~4月26日,福岡コンベンションセンター)

財務担当委員会 【3名】(五十音順)
委員長
土橋 浩章(香川大学)

委員
田中 良哉(産業医科大学)
南木 敏宏(東邦大学)

プログラム担当委員会 【13名】(五十音順)
委員長
桑名 正隆(日本医科大学)

委員
蛯名 耕介(大阪大学大学院)
岡本 奈美(大阪労災病院)
桐野 洋平(横浜市立大学大学院)
小嶋 俊久(名古屋医療センター)
五野 貴久(日本医科大学)
坪井 洋人(筑波大学)
中川 夏子(兵庫県立加古川医療センター)
中島 亜矢子(三重大学医学部附属病院)
平田 信太郎(広島大学病院)
藤井 隆夫(和歌山県立医科大学)
三宅 幸子(順天堂大学大学院)
桃原 茂樹(草薙整形外科医院)

財務委員会 【8名】(五十音順)
委員長
土橋 浩章(香川大学)

委員
田中 栄(東京大学大学院)
南木 敏宏(東邦大学)
針谷 正祥(東京女子医科大学)
藤井 隆夫(和歌山県立医科大学)
堀内 孝彦(九州大学病院別府病院)
村川 洋子(島根大学医学部附属病院 )
安岡 秀剛(藤田医科大学)

 活動内容
以下の方針で委員会を運営しています。
1)行動計画
学会予算の適正な運用を目指し、持続可能な学会運営を支える経営基盤を構築し運営を維持する。
2)2019年度事業計画
(1)予算管理体制を明確にし、学会予算の適正な運用と持続運営可能な経営基盤を構築する。
(2)今後必要になる予算をまとめ、その調達と執行を計画的に行っていく。
(3)2019年度予算の執行にあたって、学術集会に関わる経費、学術活動支援に関わる経費、学会運営に関わる経費などの項目に分けて管理し、適宜その見極めを行う。
(4)各委員会の事業経費、また支部集会経費の適正化に向けた方策を検討し、理事会に提出する。

 2022年度
 事業計画
(1)予算管理体制を明確にし、学会予算の適正な運用と持続運営可能な経営基盤を構築する。
(2)今後必要になる予算をまとめ、その調達と執行を計画的に行っていく。

基礎研究推進委員会 【16名】(五十音順)
委員長
高柳 広(東京大学大学院)

副委員長
石井 優(大阪大学大学院)

委員
浅原 弘嗣(東京医科歯科大学大学院)
大村 浩一郎(神戸市立医療センター中央市民病院)
岡田 随象(大阪大学大学院)
門野 夕峰(埼玉医科大学)
熊ノ郷 淳(大阪大学大学院)
田中 栄(東京大学大学院)
冨田 哲也(森ノ宮医療大学大学院)
南木 敏宏(東邦大学)
西田 圭一郎(岡山大学大学院)
藤尾 圭志(東京大学大学院)
松本 功(筑波大学大学院)
三宅 幸子(順天堂大学大学院)
宮本 健史(熊本大学)
山岡 邦宏(北里大学)

 活動内容
「基礎研究の推進なくして、学問の未来はない」――近年のリウマチ臨床の大きな進歩は、その数十年前に遡る豊富な基礎的研究成果がその礎になっています。さらに次の時代のリウマチ医療を発展させるためには、いまこの時代にも、本領域の基礎研究をさらに推進していくことが重要であります。日本リウマチ学会・基礎研究推進委員会では、学会全体として本領域の基礎研究を発展させるために、世界トップレベルの基礎研究者を招いてベーシックリサーチカンファレンスを年1回開催するほか、学会内外との連携体制によりリウマチ学の基礎研究を推進するための様々な取り組みを今後行っていきます。また今年度より、若手医師・研究者により構成されるサブコミッティを新たに設けることで、次世代の本領域を担う人材の育成にも積極的に取り組んでいます。

 2022年度
 事業計画
(1)引き続き基礎学術集会として開催することを目標として、基礎研究の推進と基礎研究発表の場、基礎研究者の人的交流の場を提供すると同時に、魅力あふれるプログラムを創造する。
(2)世話人制度を継続することで、プログラムの内容、スポンサーの獲得、開催施設について責任を持って検討を行い、継続的に管理を行える体制を構築する。
(3)次々回についても世話人と相談し、早めに動きだし会場を確保する。
(4)J-STAR-BRにて、色々なアクティビティーやプログラムを企画して、若い先生方のご意見を反映させていく。
【第9回JCRベーシックリサーチカンファレンス】
会期:2022年11月18日(金)~19日(土)
会場:パレア熊本(〒860-8554 熊本市中央区手取本町8番9号)
・特別講演や教育講演を開催予定
・J-STAR-BR企画によるセッションを開催予定

基礎研究推進委員会サブコミッティ(J-STAR-BR) 【16名】(五十音順)
委員長
橋本 求(大阪公立大学医学部附属病院)

委員
浅井 秀司(名古屋大学大学院)
小俣 康徳(東京大学)
加藤 将(北海道大学大学院)
菊田 順一(大阪大学大学院)
古賀 智裕(長崎大学)
小松 紀子(東京大学大学院)
近藤 裕也(筑波大学)
白井 剛志(東北大学大学院)
竹下 勝(慶應義塾大学)
田中 繁(千葉大学大学院)
土屋 遥香(東京大学)
中山田 真吾(産業医科大学)
西出 真之(大阪大学大学院)
三苫 弘喜(九州大学病院)
村山 豪(順天堂大学)

関連リンク
J-STAR

男女若手共同参画委員会 【14名】(五十音順)
委員長
中川 夏子(兵庫県立加古川医療センター)

副委員長
髙木 理彰(山形大学)

委員
伊藤 聡(新潟県立リウマチセンター)
岡本 奈美(大阪労災病院)
金子 祐子(慶應義塾大学)
岸本 暢将(杏林大学)
河野 肇(帝京大学)
坪井 秀規(大阪労災病院)
松下 功(金沢医科大学)
松下 雅和(順天堂大学)
三宅 幸子(順天堂大学大学院)
三輪 裕介(昭和大学病院)
桃原 茂樹(草薙整形外科医院)
山口 絢子(産業医科大学病院)

顧問
村島 温子(国立成育医療研究センター)

 活動内容
男女若手共同参画委員会は、2014年4月、女性会員支援推進小委員会として発足しました。まず、学会員を対象に今後の活動の礎とすべく実施したアンケート調査の結果、ロールモデルの提示が学会の最優先課題と考え活動を開始しました。2015年から男女共同参画委員会と改名、ホームページ上で女性医師のキャリア継続のロールモデルの提示を行うとともに学術集会での活動などを紹介してきました。学術集会の活動は、委員会企画シンポジウムや展示ブースでの特設コーナーでのトークショー等が中心となっています。また、学会の各委員会委員、学術集会の座長やシンポジストにおける女性の割合も増えてきています。
他の学会に比べて委員会発足は決して早くはありませんでしたが、諸先生方のご理解やサポートもあって、その実績は着実に出てきています。2019年度からは男女若手共同参画委員会と改名し、女性に限らず若手が活躍できる学会作りに邁進していきたいと考えています。

 2022年度
 事業計画
(1)2019年に建てた目標と取り組み案を実現することにより、女性のみならず若手がより積極的に学会活動に参加できるような土壌作りを推進する。
(2)クオーター制度の導入を含めて、女性や若手を活用するための方法について議論を重ねていく。
(3)SNSや情報媒体を活用し、当委員会の取り組みやその成果を発信していく。
(4)男女若手共同参画奨励賞の実施に向けた作業を進める。

関連リンク
男女若手共同参画委員会

利益相反マネジメント委員会 【6名】(五十音順)
委員長
石川 肇(新潟県立リウマチセンター)

委員
佐藤 正夫(海津市医師会病院)
中川 夏子(兵庫県立加古川医療センター)
仲村 一郎(湯河原病院)
松本 功(筑波大学)

外部委員
小笠原 彩子(弁護士)

 活動内容
日本リウマチ学会では一般的な医学研究の他、新規治療薬の市販後調査や各種ガイドラインの策定などを重要な事業としているため、特定の企業活動に関与していることが多くなっています。その結果、教育・研究・指導・広報といった学術機関としての責任と、産学連携活動に伴い生じる個人が得る利益とが衝突・相反する状態が必然的、不可避的に発生してきます。この状態が「利益相反(conflict of interest : COI)」です。本委員会においては、臨床研究の公正・公平さの維持、学会発表での透明性、かつ社会的信頼性を保持しつつ産学連携による医学研究の適正な推進を図るために、事業活動のCOI指針を策定し、適切なCOIマネジメントによって、常に正当な研究成果を社会へ還元する努力を重ねています。

 2022年度
 事業計画
(1)日本リウマチ学会員の利益相反マネジメントを適正に行う。
(2)今後も日本医学会および日本内科学会のCOIに関する指針の改訂が示された場合には、日本整形外科学会ほかリウマチ関連学会などの動向を見ながらJCRの現状に即した形で改訂作業を進めていく。

倫理委員会【5名】(五十音順)
委員長
田中 栄(東京大学大学院)

委員
石川 肇(新潟県立リウマチセンター)
田中 良哉(産業医科大学)
三村 俊英(埼玉医科大学)
村島 温子(国立成育医療研究センター)

 活動内容
倫理委員会は学会における倫理的な諸問題を議論する委員会です。本委員会では具体的には下記のような問題を扱います。
①医学倫理:主に被検者保護に関わる倫理的課題です。被検者保護が十分ではない医療
②研究倫理:研究不正、データねつ造などに関わる倫理問題
③その他:ハラスメントなど。特に人に関わる研究はヘルシンキ宣言の遵守と臨床研究法による法整備が行われ、医学研究者にとって重要な課題です。委員会ではこの様な点の周知を行うと共に、学会の発表等に関しても、人権や研究に関わる倫理的な問題が発生しない様に発表者に注意を促す仕組み作りを検討いたします。

 2022年度
 事業計画
(1)演題投稿において臨床研究法、倫理指針などに則った申告が行えるよう、システムの改修に関する提言をプログラム委員会などに行っていく。
(2)学会内で発生する倫理問題についての検討を行い理事会へ答申していく。

ガイドライン委員会 【5名】(五十音順)
委員長
田村 直人(順天堂大学)

委員
石川 肇(新潟県立リウマチセンター)
大西 輝(京都大学医学部附属病院 リウマチセンター)
佐藤 慎二(東海大学)
矢嶋 宣幸(昭和大学)

 活動内容
ガイドライン委員会は、リウマチ性疾患の診療や治療に役立つ診療情報や治療薬の情報の最新化のために、ガイドラインの作成や改訂を行う委員会です。全身性エリテマトーデス診療ガイドライン小委員会、関節リウマチ治療薬ガイドライン小委員会、MTX診療ガイドライン小委員会などがあります。ガイドライン作成に役立つ情報の提供や、ガイドライン作成に携わる人材の育成にも努めていきます。

 2022年度
 事業計画
他学会および小委員会から手引きが作成された場合、速やかに検討する。

MTX診療ガイドライン小委員会 【8名】(五十音順)
委員長
亀田 秀人(東邦大学)

委員
小池 竜司(東京医科歯科大学)
多田 昌弘(大阪公立大学)
中島 亜矢子(三重大学医学部附属病院)
房間 美恵(宝塚大学)
藤井 隆夫(和歌山県立医科大学)
山岡 邦宏(北里大学)
山西 裕司(広島リウマチ・内科クリニック )

 活動内容
メトトレキサート(MTX)は関節リウマチ治療のアンカードラッグとなっており、他のリウマチ性疾患にもしばしば用いられます。しかし日本ではニューモシスチス肺炎やリンパ増殖性疾患など諸外国とは異なる有害事象のプロファイルが認められていることにも鑑みて、日本独自のMTX診療ガイドラインを策定し、承認用量の変更に伴って一度改訂しています。2019年には学会誌Modern Rheumatology 29(1):31-40にも掲載して海外にもガイドライン情報を発信しており、患者さん向けの説明パンフレットも作成、一度改訂しています。今後も新たな安全性・有効性のエビデンスの蓄積や、皮下注射製剤も含めた新たな適応申請・承認状況に応じて適宜改定を予定しています。

 2022年度
 事業計画
MTX診療にかかわる進捗があり手引きに修正が必要な場合、委員会を開催し手引きの修正を検討する。

SLE診療ガイドライン小委員会 【9名】(五十音順)

委員長
渥美 達也(北海道大学大学院)

委員
大村 浩一郎(神戸市立医療センター中央市民病院)
奥 健志(北里大学)
武井 修治(鹿児島大学)
田村 直人(順天堂大学)
新納 宏昭(九州大学病院)
廣村 桂樹(群馬大学医学部附属病院)
村島 温子(国立成育医療研究センター)
和田 隆志(金沢大学大学院)

アドバイザー
田村 直人(順天堂大学)

 活動内容
全身性エリテマトーデス(SLE)は、有病率0.1%ほどと本学会が対象にする疾患のなかでは頻度が比較的高い症候群です。しかし、臨床的に極めて多様性に富んだ疾患なので、治療の標準化は困難といわれていました。本小委員会では、厚生労働省自己免疫研究班SLE分科会との共同作業により、慎重な討議を重ね、SLE診療ガイドラインを作成して2019年秋に発刊を予定しています。このガイドラインはSLEの診療に直接あたる専門医を対象に執筆されており、診断、各臓器病変の治療、患者管理、抗SLE剤毎の使用対象や方法など、診療に有用な情報を専門医が参照できるよう構成されています。世界のエビデンスをもとに、未承認薬使用を含めて、「推奨する」「提案する」「考慮する」の3段階の強度で推奨文が整理されているので、作成にかかわったエキスパートの意見がよくわかる記載になっています。
本委員会では、上記SLEガイドラインの作成管理のほか、SLEの治療薬が承認されるとそれぞれの薬剤の「使用のてびき」を公開して、市販後調査やJCR会員の皆様の日常診療にお役立ていただくべく努力をつづけています。

 2022年度
 事業計画
ガイドライン発刊後のクオリティ・インディケーターによる評価を実践する。ループス腎炎については最近エビデンスが多くでていることから、ガイドライン全体の改訂に先んじて改訂作業をおこなう。2022年度は、ループス腎炎治療について他のCQに先んじてシステマティックレビューをおこない、現ガイドライン推奨文の改訂作業にはいる。

RA治療薬ガイドライン小委員会 【9名】(五十音順)
委員長
川人 豊(京都府立医科大学大学院)

委員
岡本 奈美(大阪労災病院)
岸本 暢将(杏林大学)
小嶋 俊久(名古屋医療センター)
柱本 照(神戸大学大学院)
平田 信太郎(広島大学病院)
平林 泰彦(光ヶ丘愛世会光ヶ丘スペルマン病院)
松野 博明(松野リウマチ整形外科)
山崎 聡士(久留米大学医療センター)

アドバイザー
田村 直人(順天堂大学)

 活動内容
関節リウマチ治療は、疾患活動性の低下および関節破壊の進行抑制を介して、長期予後の改善、特にQOLの最大化と生命予後の改善が目標とされている。疾患活動性指標と用い、早期に寛解もしくは低疾患活動性を達成する強化治療の概念であるT2T(treat to target)の治療戦略の中で、メトトレキサートに加えて生物学的製剤やJAK阻害薬などの薬剤開発が進み、近年治療目標に近づきつつあり、その予後が飛躍的に改善してきています。しかしながら、薬剤の開発治験では、限られた条件の中での対象患者が選択されているため、その評価期間ではとくに副作用面の知見が完全とはいえません。当委員会では、安全で効果的なリスクベネフィットバランスの良い関節リウマチ治療が行えるために、新規に承認された関節治療に関連する薬剤の製造販売後調査(PMS)のためのガイドを作成し、PMSや臨床試験などでの十分な知見が得られた後に、手引きを作成しています。また、関節リウマチ診療ガイドラインの作成にも厚生労働省の研究班とともに尽力していきます。

 2022年度
 事業計画
関節リウマチ診療ガイドライン2020のアップデートに向けて、厚生労働省研究班と連携し作成作業を開始する予定である。

人工知能医療推進委員会 【9名】(五十音順)
委員長
川上 純(長崎大学大学院)

委員
猪狩 勝則(東京女子医科大学)
池田 啓(千葉大学医学部附属病院)
大村 浩一郎(神戸市立医療センター中央市民病院)
金子 祐子(慶應義塾大学)
桑名 正隆(日本医科大学)
田村 直人(順天堂大学)
冨田 哲也(森ノ宮医療大学大学院)
藤尾 圭志(東京大学大学院)

 活動内容
今後のリウマチ学のイノベーションには人工知能(artificial intelligence:AI)とIoT(Internet of
Things)に対する基本的な理解は非常に重要と思われますが、私たちの分野において、これらに関する学会発表や論文は非常に少ないのが現状です。日本リウマチ学会(JCR)は2018年度から人工知能医療推進委員会を設置し、今年の年次学術集会では人工知能医療推進委員会企画シンポジウムを企画し、また、GSK医学教育事業助成を受けてのシンポジウムについても3年計画で進めています。後者のAI技術とリウマチ学の接点を醸成する医学教育事業:AI技術が切り拓く新たなリウマチ学に向けた教育シンポジウムは、一回目が今年の6月23日に東京で開催されましたが、受講者から非常に多くの質問とコメントをいただき、高い関心度を再認識しました。これは二回目が大阪で9月22日、三回目が来年1月26日に福岡で予定されています。時代のcutting
edgeを皆さんと共有しながら、これらテクノロジーのリウマチ学への導入・応用を考えて行きたいと思います。

 2022年度
 事業計画
最終年となるAI教育シンポジウムを次の日程で開催する。
・東京大会 2022年6月26日 コングレススクエア日本橋&WEB(ハイブリッド)
・大阪大会 2022年9月25日 コングレコンベンションセンター&WEB(ハイブリッド)

臨床研究推進委員会 【9名】(五十音順)
委員長
西本 憲弘(大阪リウマチ・膠原病クリニック)

委員
亀田 秀人(東邦大学)
川畑 仁人(聖マリアンナ医科大学)
栗田 宜明(福島県立医科大学)
野間 久史(統計数理研究所データ科学研究系)
針谷 正祥(東京女子医科大学)
村島 温子(国立成育医療研究センター)
矢嶋 宣幸(昭和大学)
山中 寿(順和会山王メディカルセンター)

 活動内容
日本リウマチ学会(JCR)では、2018年4月より臨床研究推進小委員会を立ち上げました。この委員会のミッションは、学会員の臨床研究に関する知識と理解の向上、臨床研究を担う人材の育成を通して、日本からより質の高い臨床研究を発信することです。免疫学の基礎的研究は、複雑な免疫システムを分子レベルで明らかにしました。21世紀に入り、ヒトゲノム全構造が解読され、ゲノム情報を利用した疾患関連遺伝子の検索や病態解析が盛んに行われています。基礎研究における日本の高い貢献度に比べ、残念ながら、臨床研究は遅れていると言わざるをえません。現状では診療ガイドラインの基礎となるエビデンスも海外の研究に依存していますが、遺伝的な背景の違いを考えれば、日本独自の臨床研究によるエビデンスの構築は不可欠です。本委員会は、今年4月より臨床研究推進委員会と名を変え、JCR総会ならびに各支部会での講演活動や臨床研究トレーニング合宿を通して、若手臨床研究者の育成と良質な臨床研究の推進をサポートしています。言うまでもなく、基礎研究と臨床研究は車の両輪のようなものであり、基礎研究推進委員会と協力しながら、JCRの発展に貢献したいと考えています。今後の当委員会の活動について是非ともご注目ください。

 2022年度
 事業計画
(1)委員、J-STAR-CRによる学術集会と各支部集会での臨床研究に関する基礎的なレクチャーを引き続き継続していく。
(2)学会員の臨床研究に関するリテラシー向上、臨床研究を担う人材育成の為、2022年7月22日~24日の3日間、第4回JCR臨床研究トレーニング合宿をセミナーハウス クロスウェーブ府中(東京都府中市)にて開催する。
(3)各支部集会での教育講演参加者アンケートにて、「study designを相談できるシステムがほしい」「統計学的解析に関するコンサルテーションのシステムがあるといい」等の声が多いことから、相談窓口の為のホームページを開設する等の研究サポートができる環境作りを進めていく。

関連リンク
臨床研究推進委員会

臨床研究推進委員会サブコミッティ(J-STAR-CR) 【8名】(五十音順)
委員
大西 輝(京都大学医学部附属病院 リウマチセンター)
木原 まり(医薬品医療機器総合機構)
佐田 憲映(高知大学)
中山田 真吾(産業医科大学)
西脇 宏樹(昭和大学藤が丘病院)
福井 翔(杏林大学)
宮脇 義亜(岡山大学病院)
矢嶋 宣幸(昭和大学)

COVID-19ワクチン調査対策委員会【17名】(五十音順)
委員長
堀内 孝彦(九州大学病院別府病院)

委員【臨床医】
渥美 達也(北海道大学大学院)
伊藤 聡(新潟県立リウマチセンター)
押領司 健介(松山赤十字病院)
大島 至郎(大阪南医療センター)
金子 敦史(名古屋医療センター)
金子 祐子(慶応義塾大学)
川人 豊(京都府立医科大学大学院)
木本 泰孝(九州大学病院別府病院)
澤部 琢哉(広島赤十字・原爆病院)
田中 良哉(産業医科大学)
田村 直人(順天堂大学)
針谷 正祥(東京女子医科大学)
舟久保 ゆう(埼玉医科大学)

委員【ワクチン専門家】
都留 智巳(ピーエスクリニック)
廣田 良夫(大阪公立大学)
福島 若葉(大阪公立大学)

 活動内容
2019年12月に中国武漢から始まった新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)は1年半を経た今もなお、世界中に大きな災厄をもたらしている。とくに基礎に免疫異常を有し、さまざまな免疫抑制作用を持った薬剤を投与されているリウマチ性疾患患者では健常人にもましてCOVID-19の影響を大きく受けていると考えられるが、その詳細は解明されているとは言い難い。
本委員会はリウマチ性疾患患者について次の3点を明らかにする目的で設置された。
1.ワクチン接種による副反応の程度や頻度が増加しないかどうか
2.ワクチン接種によって原疾患の疾患活動性が悪化しないかどうか
3.ワクチン接種によって期待される抗ウイルス抗体誘導が減弱しないかどうか
これら3つの課題はリウマチ性疾患については国内外でも明確なデータは存在しない。本委員会の研究はきわめて有意義と考える。

 2022年度
 事業計画

2021年度に実施した施策を引き続き継続して実施し、情報の収集、発信に努める。

(1)引き続き日本リウマチ学会HPにおいて情報の発信を行う。
(2)実施中の臨床研究を2022年度も継続する。2022年度は新たにSARS-CoV2ウイルス特異的なT細胞応答をすでに収集した検体を用いて検討する。また3回目ワクチン接種後の抗ウイルス抗体価の測定は引き続き実施予定である。
(3)委員より提言があり、SARS-CoV2ワクチン接種後に発症したリウマチ性疾患についての情報を収集するための新規の臨床研究を実施予定である。

調査研究委員会
委員長
竹内 勤(埼玉医科大学/慶應義塾大学)

抗リウマチ薬市販後調査小委員会 【10名】(五十音順)
委員長
髙木 理彰(山形大学)

副委員長
桑名 正隆(日本医科大学)

委員
渥美 達也(北海道大学大学院)
岡本 奈美(大阪労災病院)
高橋 伸典(名古屋大学)
田村 直人 (順天堂大学)
中島 敦夫(上野透析クリニック)
中島 亜矢子(三重大学医学部附属病院)
藤井 隆夫(和歌山県立医科大学)
松野 博明(松野リウマチ整形外科)

 活動内容
医薬品の市販後調査(post marketing surveillance; PMS)は医薬品の市販後の品質、有効性および安全性を確保し、製造販売後の医薬品の適切な使用方法を確立するために行われる調査で、副作用・感染症報告制度、再審査制度、再評価制度の三つからなります。臨床試験を経て認可された医薬品は、大勢の患者さんに使用されることになります。認可時の有効性と安全性の情報は、限られた条件の下に実施された臨床試験(治験)で収集されたもので、検討症例数が限られている、年齢・合併症・併用薬などに制限のある患者さんからのデータであること、短い投与・観察期間、データが集団としての評価であること、専門医の管理下での投与など、様々な制約があります。従って、認可後の医薬品が、様々な状況にある患者さんに用いられる場合、起こりうる副作用や感染症を予知するには、認可時までの情報は必ずしも十分ではないとされます。特に臨床試験から除外されることの多い小児、高齢者、妊産婦、肝機能障害や腎機能障害を有する患者も含む情報を収集していくことが重要とされます。
日本リウマチ学会(JCR)PMS小委員会では、現在、厚生労働省からの協力依頼を受けた理事会の指示のもと、リウマチ性疾患医薬品のPMSによる有効安全性の調査結果について、定期的に企業から報告を受け、調査方法のあり方、副作用を中心とした調査結果等の妥当性などを中心に討議し、状況に応じて、修正や改善の必要性を提言しています。必要に応じてPMDAに提言を行うこともあります。2003年7月から2021年7月までの18年間に、関節リウマチなど6疾患に対する20薬剤のPMSに携わってきました。個々の委員は市販後の調査結果の学会発表や論文としてのまとめに参画する場合もあります。現在、JCR PMS小委員会は、利益相反関係に十分配慮しながら、高い倫理観のもとリウマチ性疾患のPMS活動に積極的に携わっています。

 2022年度
 事業計画
当局からの依頼に速やかに対応する。

小児リウマチ調査検討小委員会 【12名】(五十音順)
委員長
森 雅亮 (東京医科歯科大学)

委員
伊藤 秀一(横浜市立大学大学院)
伊藤 保彦(日本医科大学)
梅林 宏明(宮城県立こども病院)
岡本 奈美(大阪労災病院)
小林 一郎(KKR札幌医療センター )
清水 正樹(東京医科歯科大学)
武井 修治(鹿児島大学)
冨板 美奈子(下志津病院)
西小森 隆太(久留米大学)
宮前 多佳子(東京女子医科大学)
八角 高裕(京都大学医学部附属病院)

 活動内容
本委員会は、①厚労科研難治性疾患等政策研究事業研究班における小児リウマチ性疾患担当医の横断的な情報統合と協働、②小児リウマチ性疾患の診療ガイドラインの作成、③小児リウマチ性疾患に関する調査研究を、3つの柱に活動しています。
具体的には、厚労科研難治性疾患等政策研究事業研究班における小児リウマチ領域全般の方向性や協力態勢を確認しながら、それぞれのプロダクトの検証を行っています。これまで、「若年性特発性関節炎初期診療の手引き」、「小児における生物学的製剤使用の手引き」を公表してきましたが、2018年には日本小児リウマチ学会および厚労研究班の協力のもとに作成された小児全身性エリテマトーデス,若年性皮膚筋炎,小児期シェーグレン症候群の診療の各手引きを、本学会編として発刊しました。
また、眼科や皮膚科など他学会と協同して、小児リウマチ性疾患に関わる診療の手引きを手掛けており、その周知・啓蒙を図っています。最近では、眼科医とともにぶどう膜炎WGを設置して、小児の非感染性ぶどう膜炎の治療ガイドラインを作成しました。今後も小児リウマチ性疾患をもつ患者のために、上記活動を精力的に継続して推進していきます。

 2022年度
 事業計画
① 2021年度と同様に、厚労科研の関連する難病研究班、移行期班およびRA診療ガイドライン分科会において、小児領域を担当する委員の中で情報交換と必要な協議を行い、協力体制等について検討していく。
②2009年に発刊した「トシリズマブ治療の理論と実際 改訂版」の初版から10年以上を経過し、新たな知見や適用追加も取得したため、トシリズマブの使用実態・ガイドライン作成ワーキンググループにて改訂作業を行っている。2022年度中に作業を終了して刊行予定。
③「小児SLE診療ガイドライン」の作成について、本委員会にて担当WGを設置し、小児リウマチ学会、小児腎臓病学会、小児神経学会、小児皮膚科学会、小児眼科学会から代表者・担当者を募り、本学会リウマチ膠原病内科医にも適宜ご意見を頂きながら、厚労省研究班と協同作業で、2023年度末までに編集作業を進めていく。

膠原病妊娠登録小委員会 【10名】(五十音順)
委員長
中島 亜矢子(三重大学医学部附属病院)

委員
奥 健志(北里大学)
金子佳代子(国立成育医療研究センター)
金子 祐子(慶應義塾大学)
田中 良哉(産業医科大学)
藤尾 圭志(東京大学大学院)
松下 雅和(順天堂大学)
宮前 多佳子(東京女子医科大学)
矢嶋 宣幸(昭和大学)
和田 隆志(金沢大学大学院)

顧問
村島 温子(国立成育医療研究センター)

 活動内容
全身性エリテマトーデスや関節リウマチは若い女性患者も多く、妊娠・出産は重要な課題です。新薬の登場などによる治療成績の向上もあって妊娠希望患者が増えてきています。しかし、当該領域において質の高い疫学研究は少ないため、臨床現場での試行錯誤が続いてきました。このような現状を改善するためにもオールジャパンで質の高いエビデンス創出をしていく必要があると、本委員会が立ち上がりました。そして、本学会主導の登録研究として初めて「我が国の若年全身性エリテマトーデス患者の妊娠転帰を含む長期・短期予後に関する前向きコホート研究(PLEASURE-J)」が2017年からスタートし、登録が順調に進んでいます。今後は関節リウマチをはじめ他の疾患対象の登録調査も行っていく予定です。

 2022年度
 事業計画
① 前年度より引き続き『我が国の若年全身性エリテマトーデス患者の現状と妊娠転帰を含む長期・短期予後に関する前向きコホート研究(PLEASURE-J研究)』を継続していく
②研究結果を国内外の学会で発表する
③本研究に関するニュースレター「PLEASURE-J TIMES」を発刊する

リツキシマブ使用調査小委員会 【5名】(五十音順)
委員長
田中 良哉(産業医科大学)

委員
大村 浩一郎(神戸市立医療センター中央市民病院)
中山田 真吾(産業医科大学病院)
保田 晋助(東京医科歯科大学)
山岡 邦宏(北里大学)

 活動内容
日本リウマチ学会リツキシマブ使用調査小委員会では、日本におけるループス腎炎に対する抗CD20抗体リツキシマブの使用実態を後ろ向きに調査し、その使用方法、有効性および安全性を明らかにすることを目的としています。全身性エリテマトーデスは代表的な膠原病ですが、画期的な治療法の開発が期待されてきました。本学会からはループス腎炎に対するリツキシマブの開発要望書を厚生労働省に提出していましたが、2016年12月12日付で本学会理事長宛に同省審査管理課長より使用実態調査の実施依頼が発出されました。2019年に開発企業の全薬工業と共に、全国で50症例のリツキシマブの使用実態調査結果を同省に報告しました。しかし、100症例を目標として再調査すべきとの助言を頂き、調査内容の見直し等の必要性について検討中し、2019年度より再調査をするべく準備中です。目標調査例数に達した時点で、前回纏めた調査データと合わせて調査報告書(案)を作成して同省に報告し、今後の方針について相談する予定です。

 活動内容
日本リウマチ学会リツキシマブ使用調査小委員会では、日本におけるループス腎炎に対する抗CD20抗体リツキシマブの使用実態を後ろ向きに調査し、その使用方法、有効性および安全性を明らかにすることを目的としています。全身性エリテマトーデスは代表的な膠原病ですが、画期的な治療法の開発が期待されてきました。本学会からはループス腎炎に対するリツキシマブの開発要望書を厚生労働省に提出していましたが、2016年12月12日付で本学会理事長宛に同省審査管理課長より使用実態調査の実施依頼が発出されました。2019年に開発企業の全薬工業と共に、全国で50症例のリツキシマブの使用実態調査結果を同省に報告しました。しかし、100症例を目標として再調査すべきとの助言を頂き、調査内容の見直し等の必要性について検討中し、2019年度より再調査をするべく準備中です。目標調査例数に達した時点で、前回纏めた調査データと合わせて調査報告書(案)を作成して同省に報告し、今後の方針について相談する予定です。

 2022年度
 事業計画
「ループス腎炎に対するリツキシマブ(遺伝子組換え)使用に関するステートメント(案)」を作成し、日本リウマチ学会、日本腎臓病学会、日本小児リウマチ学会のレビュー結果をもとに、公表する。PMDAへの論文、ステートメントの提出を経て、既存治療で効果不十分なループス腎炎に対するリツキシマブの適応拡大承認申請に向けた今後の具体的な申請戦略について、PMDA、JCR、及び申請者(全薬工業)の三者による最終協議を行う。

移行期医療検討小委員会【11名】(五十音順)
委員長
森 雅亮 (東京医科歯科大学)

委員
井田 弘明(久留米大学)
伊藤 秀一(横浜市立大学大学院)
梅林 宏明(宮城県立こども病院)
金子 敦史(名古屋医療センター)
金子 佳代子(国立成育医療研究センター)
桐野 洋平(横浜市立大学大学院)
武井 修治(鹿児島大学)
西山 進(倉敷成人病センター)
宮前 多佳子(東京女子医科大学)
持田 勇一(横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター)

 活動内容
本委員会は、成人した小児期発症リウマチ性疾患患者の成人診療科への円滑な移行を目的とした指針として、活動を行っています。
①リウマチ性疾患の移行期医療に対する認知・理解の促進、②成人診療科リウマチ医を対象とした移行期医療ガイドラインの作成、③移行支援ツールの掲示や開発、④移行期医療を支援するコメディカルスタッフの養成
本小委員会は2018年度途中で設立された新設委員会ですが、学術集会での移行期医療に関連したプログラムを企画し、移行支援ツールとしてのリウマチ移行支援手帳(MIRAI TALK)を作成も行いました。この手帳は患者が所有し,小児科受診中の医療情報を記録して成人診療科へ繋ぐとともに,医療における患者自身の自立を促すことを目的としています。また、成人診療科での移行患者の診療支援を目的とした医療情報の提供として、学会ホームページに移行期医療の説明,小児期発症関節炎の評価ツール(JADAS-27),小児リウマチ診療施設の情報等を掲載し、成人リウマチ科と協同した成人移行の支援に努めています。

 2022年度
 事業計画
①小児科-成人科(リウマチ膠原病科、整形外科)連携の実態調査を行い、成人移行患者の各地区での受け入れ可能施設リストの周知・普及を図り、スムースな転科を推進する。その他、眼科、皮膚科、リハビリテーション科などの連携も引き続き模索していく。
②JCRホームページを活用し、成人科医向け移行支援ガイドダイジェスト版の掲載を検討し、情報の周知・啓蒙を図っていく。
③自己炎症性疾患の移行についても、日本免疫不全・自己炎症学会移行期医療ワーキンググループと連携して検討していく。
④学術集会での移行期医療に関連したプログラムの企画
移行期医療をテーマとした、小児科医・成人診療科医が共同参加し認識を深める魅力ある企画を考案していく。本年度は、第94回日本整形外科学会学術集会において、移行期シンポジウム企画が採択されたので周知を図る。

※その他、火急を要するものは理事会で決定する。

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