患者・一般のみなさま 患者・一般のみなさま

患者・一般のみなさま

日本リウマチ学会は、リウマチならびに近縁疾患の研究および診療内容の向上を目的として、1957年に設立されました。もともとは医師自身の研鑽を目的としていましたが、昨今の医療をとりまく環境の変化に伴い、本学会のあり方も変わりつつあります。

医療を取り巻く環境には、どのような変化がみられるでしょうか?
何よりもまず、「医師から患者へ」という一方的な関係ではなく、「医師をふくめた医療従事者が、患者さんを含めてその患者さんに合った治療方針を見出していく」という関係に変わりました。
 また、患者さんを取り巻く環境にも変化が生じています。
 自分の病気を調べるために 、医学用語が並んだ専門書を読まなければならなかった時代から、ネットを利用して豊富な情報を得られる時代に変わりました。非常に便利な時代になりましたが、心配な点もあります。たとえばネットで検索した場合、医学的に正しい知識、標準的とされる治療以外にも、さまざまな情報が同列に表示されてしまいます。誤った情報は、医療従事者との関係や治療方針の相談に、大きな影響を及ぼします。

それでは、どうすれば信頼できる情報とそうでない情報を区別できるでしょうか?
 本学会は、日本のリウマチ性疾患診療を主導する立場として、信頼できる情報をより多くの方に提供したいと考えております。このセクションは、一般のみなさまに向けた情報提供の場としてつくられました。記事の大部分は学会員が中心となってまとめており、信頼度の高いものとなっています。

このページが、みなさまに役立つものになるよう、内容の充実を進めてまいります。