助成金採択者のお知らせ
更新日 2025年7月18日
高齢発症RAの適正医療に資する研究推進プログラムは、審査の結果、次の方々の研究題目が採択されました。
◇基礎研究部門6名(50音順)
氏 名
所 属
研究題目
秋山光浩
慶應義塾大学医学部内科学リウマチ・膠原病
「CX3CR1⁺細胞障害性CD4⁺T細胞の機能解析に基づく高齢発症関節リウマチの病態解明と個別化医療の確立」
石川優樹
静岡県立総合病院臨床研究部
「単一細胞解析で明らかにするLORAにおけるmLOYの役割」
庄田宏文
東京医科大学リウマチ・膠原病内科学
「網羅的遺伝子発現・exosome解析によるLORA病態解明・予後予測法の開発」
寺部健哉
名古屋大学医学部附属病院整形外科
「高齢発症関節リウマチにおけるクローン性造血の関与と新規病態機序の解明」
西山泰平
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科学
「老化にともなうTreg細胞由来エクソソームの変化に着目した高齢発症RAの病態解析」
吉原理紗
東京大学医学部附属病院アレルギー・リウマチ内科
「滑膜空間オミックス解析による高齢発症RAの炎症病態解明と治療反応性予測に向けたliquid biopsyへの基盤構築」
◇臨床研究部門10名 (50音順)
氏 名
所 属
研究題目
蛯名耕介
大阪大学大学院医学系研究科整形外科
「高齢発症RAの治療予後を予測する人工知能(AI)モデルの構築-関西多施設ANSWERコホートによる解析-」
大西輝
京都大学大学院医学研究科リウマチ性疾患先進医療学講座
「PROMIS®日本語版の計量心理学的検証と心理ネットワークアプローチによる高齢発症RA患者のQOL構造の解明」
川添麻衣
東邦大学医学部内科学講座膠原病学分野
「日本リウマチ学会関節リウマチ診療ガイドライン2024治療アルゴリズムの高齢発症関節リウマチに対する検証」
河野賢一
東京大学医学部附属病院手術部
「MバイオメカニクスとAIの融合による高齢発症RA治療予測システム開発」
齋藤鉄也
東京科学大学大学院医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科学分野
「高齢発症関節リウマチの滑膜における免疫老化・炎症老化を層別化するためのリキッドバイプシーによるバイオマーカーの探索」
武井玲生仁
愛知医科大学 内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
「高齢発症関節リウマチ関連間質性肺疾患における簡便運動負荷試験を用いた非侵襲的臨床指標の確立」
多田昌弘
大阪市立総合医療センター リウマチセンター
「高齢発症RA患者のサルコペニア治療を目的とした口腔環境に基づく栄養管理法の開発」
宮川一平
産業医科大学医学部第1内科学講座
「客観的身体機能評価に基づく高齢発症関節リウマチの治療最適化」
向井知之
川崎医科大学 免疫学
「高齢関節リウマチにおけるUBA1体細胞変異とネトーシス異常の関連性の解明」
横田和浩
埼玉医科大学 リウマチ膠原病科
「高齢発症関節リウマチにおける骨破壊リスク予測の探索と適正治療の構築」
公募概要
1.研究助成金の趣旨
一般社団法人日本リウマチ学会では、リウマチ性疾患の診断と治療、ならびに基礎研究を推進するための研究助成事業を行っております。本助成事業の目的は、リウマチ学、および関連する生命医科学の新展開を切り拓く次世代のリーダーに、このテーマに関する研究の発展を促すことであります。創意に富んだ斬新な提案を歓迎します。
2.助成対象課題
高齢発症RAの適正医療に資する研究
※臨床検体や疾患モデル動物を用いた基礎的研究から、コホート研究などのような純粋な臨床研究までの幅広い研究が対象となります。ご不明な点は下記問い合わせ先までお問合せください。
※臨床検体や疾患モデル動物を用いた基礎的研究から、コホート研究などのような純粋な臨床研究までの幅広い研究が対象となります。ご不明な点は下記問い合わせ先までお問合せください。
3.助成金額・件数
臨床研究:1件100万円、最大10件
基礎研究:1件250万円、最大6件
※研究期間は原則1年です。
基礎研究:1件250万円、最大6件
※研究期間は原則1年です。
4.応募資格
(1)2025年4月1日時点で満50歳以下を対象とします。
(2)申請時点で、日本リウマチ学会会員に限ります。
5.研究助成金の使途、および会計処理
(1)研究遂行に関連することであれば使途は限定しません。
(2)研究助成金は、原則として奨学寄附金として学会から申請者の所属機関に振り込みます。ただし、本助成金から間接経費(オーバーヘッド)の負担は行いません。
6.応募方法
(1)申請書
(2)代表論文の別刷5編以内
上記2点を電子媒体でお送りください。
上記2点を電子媒体でお送りください。
7.申請受付期間
2025年4月10日(木) ~ 6月10日(火)
8.選考方法
学会内外の審査員から構成される研究助成選考委員会が選考にあたります。
受給中および申請中の科研費または研究助成は必ず申告してください。また申請者本人が、大型公的研究費を受給している場合(概ね年間3,000万円以上)は、申請をご遠慮ください。申告漏れがあった場合は審査対象から除外される場合があります。また、同一の教室・講座から多数の応募があった場合は採択に際して調整を行う場合があります。
受給中および申請中の科研費または研究助成は必ず申告してください。また申請者本人が、大型公的研究費を受給している場合(概ね年間3,000万円以上)は、申請をご遠慮ください。申告漏れがあった場合は審査対象から除外される場合があります。また、同一の教室・講座から多数の応募があった場合は採択に際して調整を行う場合があります。
9.研究成果および会計報告
(1)本助成金受領者は、2026年12月末までに、研究成果と会計報告の概要を「日本リウマチ学会高齢発症RAの適正医療に資する研究推進プログラム」宛に提出してください。研究成果報告・会計報告書の様式は、助成対象者にお送りいたします。
(2)本助成金による研究成果を論文発表する際には、本助成金(The JCR Research Grant for Optimizing Medical Care for Late-Onset Rheumatoid Arthritis)による支援を受けたことをAcknowledgementに明記してください。
(3)本助成金受領者は、(1)の研究成果と会計報告を提出した翌年に開催される学術集会において、研究成果発表を行うものとします。
(4)本研究助成の贈呈対象者として、相応しくない行為があった場合には、助成金の返還を求めることがあります。
10.評価にあたって審査委員が審査対象外となる利益相反
(1)被評価者が家族である。
(2)被評価者が大学、国立研究開発法人、国立試験研究機関等の研究機関において同一の学科等また同一の企業に所属しているものである。
(3)被評価者が課題評価委員会の開催日の属する年度を含む過去3年度以内に緊密に共同研究を行ったものである。
(4)被評価者が博士論文の指導を行い、又は受ける等緊密な師弟関係にある者である。
11.問い合わせ先
一般社団法人 日本リウマチ学会
「高齢発症RAの適正医療に資する研究推進プログラム」選考委員会
〒105-0013 東京都港区浜松町2-9-6
浜松町エムプレスビル3階
(電話)03-6435-9761
(E-mail)gakkaih@ryumachi-jp.com
「高齢発症RAの適正医療に資する研究推進プログラム」選考委員会
〒105-0013 東京都港区浜松町2-9-6
浜松町エムプレスビル3階
(電話)03-6435-9761
(E-mail)gakkaih@ryumachi-jp.com