Google
ウェブ全体を検索 サイト内を検索

「メトトレキサートを服用する患者さんへ 第3版」のお知らせ

メトトレキサート(MTX)は関節リウマチの治療において、中心的な基盤となる薬剤に位置付けられています。日本リウマチ学会では2011年2月に成人関節リウマチ患者さんに対してMTXの16mg/週までの使用や第1選択薬としての使用が可能になったことから、関節リウマチ診療にあたる医師がMTXを適正に使用することを目的に、MTX診療ガイドライン(初版)を刊行しました。MTXを服用するのは患者さんであり、正しい服用には患者さん自身の治療への理解が重要であることから、MTXを服用する患者さん向けの冊子 「メトトレキサートを服用する患者さんへ」を作成しました。看護師や薬剤師などの医療従事者による服薬指導にも広くご活用いただいています。

2016年9月には、開始時投与量や増量目標など用法・用量や併用療法に関してより積極的な推奨とし、MTX開始前や服用中に行う検査も一部変更した「MTX診療ガイドライン2016年改訂版」を刊行しました。2018年5月には英文でも日本リウマチ学会の学会誌であるModern Rheumatologyに発表し、欧州リウマチ学会の最新ガイドラインにも引用されるなど、国際的に周知されるに至っています。

ガイドラインの改訂に伴って2017年3月には患者さん向け冊子の改訂も行い、「メトトレキサートを服用する患者さんへ 第2版」ではMTXを有効かつ安全に服薬していただくための必要事項や代表的な副作用の注意点を記載しました。しかし2019年3月以降、MTXが乾癬性関節炎(関節症性乾癬)にも適応追加の承認を得ました。そこで、関節リウマチのみならず乾癬性関節炎の患者さんにもお読みいただけるようにまずは冊子の改訂を行うこととして、「メトトレキサートを服用する患者さんへ 第3版」を作成しました。この機会に具体的な服用法を現状や添付文書に合わせ、さらにわかりやすい表現をこころがけるなど、看護師を含めた新たな委員会メンバーで議論を重ねました。

MTXの投与開始時に患者さんに説明する際には、本冊子を広くご活用いただき、MTXがより一層適正に使用されることを希望しております。

2020年2月10日
一般社団法人日本リウマチ学会
理事長 竹内 勤
ガイドライン委員会
委員長 三宅 幸子
MTX診療ガイドライン小委員会
委員長 亀田 秀人

メトトレキサートを服用される患者さんへ 第3版

 

上に戻る