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JCR臨床研究WEBセミナー

 

第1回JCR臨床研究WEBセミナー

JCR臨床研究推進委員会では、新たな臨床研究推進のコンテンツとして、臨床研究WEBセミナーを開始いたします。今回は、膠原病・リウマチ領域では馴染みの少ない統計方法、研究デザイン等について、講義動画・WEBセミナーを通して疫学専門家、生物統計家の先生方に解説していただきます。
 

開催概要

テーマ
臨床研究の最新の解析方法
構 成
2部構成(①講義動画視聴、②WEBセミナー(ミニ講義およびQ&A))
①講義動画視聴
・会員ログイン後、配信期間内に講義動画を視聴していただくことができます。
 【配信期間:2023年12月5日(火)~2024年4月30日(火)】
②WEBセミナー(ミニ講義(10分)およびQ&A(10分)×講師4名)
 【会期:2024年1月27日(土) 13時~14時30分(90分)】
・セミナー参加希望者は参加申込をお願いいたします。
・参加希望者は必ず講義動画を視聴していただき、アンケート(事前質問等)にご回答ください。
 ※通信費およびWeb視聴に伴うスピーカーやイヤホンなどの準備はご本人負担です。
対 象 者
JCR学会員限定
参 加 費
無料
参加受付
受付期間:2023年12月8日(金)~2024年1月27日(土) 正午 ※受け付けは終了いたしました。
非会員及び会員番号未入力の方のご登録は削除する可能性がございますので、予めご了承ください。
会員番号が不明な場合にはお問合せいただくか、マイページからご自身でご確認ください。
視聴方法
サムネイルをクリックすると講義動画を視聴できます。
※視聴後、アンケートにご協力ください。
ご回答いただいたアンケート(質問)は、WEBセミナー当日に講師から回答させていただきます。
可能な限り多くの質問に回答させていただきますので、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
https://forms.gle/4ECU7mBLaqnsFBY79
プログラム/講義動画
講演①(13:05~13:25)
『個人の経時的変化のパターンに着目した臨床研究:Group-based trajectory modelを用いた解析事例の紹介』
講師:木田 節(京都府立医科大学附属病院 膠原病・リウマチ・アレルギー科)
講師からのコメント:
リウマチ膠原病診療では、特定の疾患活動性指標やバイオマーカーを繰り返し測定することが多いと思います。本講義では、集団において関心のある変数がどのように推移していくか、その経時的変化のパターン(軌跡)を同定するための手法をご紹介します。

講演②(13:25~13:45)
『臨床的にセンスある分割時系列デザインの活用法』
講師:栗田 宜明(福島県立医科大学大学院医学研究科 臨床疫学分野)
講師からのコメント:
介入の効果を調べたいけれど、全例に介入してしまった。それでも、適切に効果を検証できるか?
本講義では、分割時系列デザインの考え方と応用例を通じて、全例に介入した場合の効果がどんな時に調べられるのかを学びます。

講演③(13:45~14:05)
『周辺構造モデル:時間変化する治療と交絡要因に対してバイアスを調整するための方法』
講師:野間 久史(情報・システム研究機構 統計数理研究所)
講師からのコメント:
臨床研究では、追跡期間の中で、患者さんの状態が変化し、治療内容も変化していくというケースが多くあります。これを無視すると、何が起こるのか?時間依存性交絡というバイアスとその解決方法について、わかりやすく解説します。

講演④(14:05~14:25)
『これからの診断研究 -感度・特異度の一歩先へ-』
講師:高田 俊彦(福島県立医科大学 白河総合診療アカデミー)
講師からのコメント:
“従来の”診断精度研究では、感度、特異度などを用いることが一般的ですが、これらの指標は実際の診療に即していると言えるでしょうか?本セッションでは、実際の診療プロセスに沿って診断精度を評価する、“これからの”診断研究の方法論について解説します。

お問い合わせ
JCR臨床研究推進委員会 事務局
TEL: 03-6435-9761/FAX: 03-6435-9762
E-mail:cl_support@ryumachi-jp.com