医学生・若手医師のみなさま 医学生・若手医師のみなさま

全身を診て一人一人のニーズに合った治療をしたい

三山 彬
大阪大学大学院医学系研究科 整形外科

私は大阪市立大学を卒業後、初期研修を経て、平成25年から大阪大学整形外科に入局し関連病院で研修させていただきました。当大学の整形外科は多くの分野に分かれていますが、私はなるべく全身を診たいという点から、トータルケアが特に重要なリウマチクリニックを選択しました。過去に研修させて頂きました大阪大学医学部付属病院や大阪南医療センターでは、リウマチ関連の手術をたくさん経験することができました。例えば、リウマチ足の変形によって歩行障害のある患者様が手術後に外来で満足して歩いているのを見ると大変嬉しく思いました。
 現在私は、整形リウマチグループの大学院生としてリウマチ薬や骨の研究をしております。研究は山あり谷ありですが、うまくいった時の喜びは格別でした。リウマチや骨代謝についての知識も深めることができました。
 今後はリウマチ外科医として臨床に出る予定です。薬物治療や外科治療、リハビリや心のケアに至るまで、幅広く勉強・研鑽し、患者様の全身を診て、一人一人のニーズに合った治療を実践できたらと思っております。今後も研鑽を積んでまいります。