日本リウマチ学会理事会では、トファシチニブの承認申請に対して、その安全性を懸念する観点より資料1のような要望書を本年2月20日にファイザー社に対して提出を致しました。それに対して、ファイザー社より資料2の回答が本年3月14日付けで寄せられました。 一方、本年3月13日に、医薬品第二部会においてゼルヤンツ錠(一般名=トファシチニブクエン酸塩)について審議が行われたことを受け、本年3月25日に厚生労働省より製造販売承認がなされました。 日本リウマチ学会としては、 我が国におけるトファシチニブの適正使用について重大な関心を寄せており、今後とも本剤の適正使用について厳しいモニタリングを 行う所存です。
平成25年4月2日
一般社団法人日本リウマチ学会
理事長 宮坂 信之