日本リウマチ学会では、1986年より英文誌Japanese Journal of Rheumatology発行、2000年よりModern Rheumatology (MR)と名称変更し、出版しています。 現在、投稿論文数は年間800件を超え、限られたページ数の中で厳選かつ公正な査読を行い、原著論文を中心とした発刊を続けています。
リウマチ学の急激な進歩に伴い、リウマチ専門医らが個々の症例経験を通じて、新しい診断法や治療法を報告する必要性が高まっています。臨床的諸問題の情報を発信するという観点から、症例報告がリウマチ学の発展に担う役割は益々大きくなっています。また、臨床医学教育に対する関心が高まり、その気運に拍車をかけています。
しかし、MRの掲載ページ数には限りがあるため、より容易に貴重な症例を報告する道を開くため、新たにCase Report誌として『Modern Rheumatology Case Reports』を発刊することにいたしました。
『Modern Rheumatology Case Reports』はオンラインジャーナルで、リウマチ学におけるあらゆる分野の症例報告を掲載してまいります。
Modern Rheumatology Case Reportsの投稿受付開始は2016年9月を予定しています。
準備が整い次第、逐次ご報告いたしますが、皆様からのご投稿を心よりお待ちしております。
日本リウマチ学会Case Report誌
Modern Rheumatology Case Reports (http://www.tandfonline.com/tmcr)
学会誌名: | Modern Rheumatology Case Reports |
発行形式: | 電子ジャーナル(別刷りの印刷は別途可能) |
掲載速度: | アクセプトから3週間以内にOnline掲載予定 |
発行頻度: | 年2回(半年ごとの発行)予定 |
掲載論文: | Case Report、Letter to the Editor |
出版開始: | 2017年1月(予定) |
投稿規程: | Modern Rheumatology Case Reports (http://www.tandfonline.com/tmcr) 投稿規程を参照のこと |
投稿掲載料: | 初年度(2017年)は無料 *翌年(2018年)以降、日本リウマチ学会会員は無料、会員以外には課金予定 |
投稿案内: | 2016年9月より電子投稿査読システムEditorial Manager (準備中)を使用して受付開始予定 |
問い合わせ: | MRCR@ryumachi-jp.com |
Modern Rheumatology Case Reports編集委員会
委員長 田中 良哉
副委員長 門野 夕峰
藤井 隆夫