日本リウマチ学会では、ACR/EULAR新分類基準(図1)の妥当性について竹内 勤慶大教授を委員長とする検証委員会を設置して検証をした結果、竹内委員長から下記のような新基準検証委員会報告書が提出され、会員の皆様からはパブリックコメントをいただきました。 その結果、理事会で審議をした結果、ACR/EULAR新分類基準の妥当性について問題はないが、鑑別診断を適切に行うことが必要であり、本基準の使用にあたっては鑑別疾患難易度別リスト(表1)と問診表(図2)を併用することが望ましいとされました。
平成24年1月13日
一般社団法人日本リウマチ学会
理事長 宮坂 信之
* 2010年ACR/EULAR RA新分類基準使用時のRA鑑別疾患難易度別リストの修正について
日本リウマチ学会新基準検証小委員会で作成致しましたACR/EULAR RA分類基準使用時のRA鑑別疾患難易度別リスト、鑑別難易度「中」 4. 血清反応陰性脊椎関節炎(反応性関節炎、掌蹠膿疱症性骨関節炎、強直性脊椎炎、炎症性腸疾患関連関節炎)を、最新の疾患分類および疾患名と整合性を取るため、以下のように修正しました。
4. 脊椎関節炎(強直性脊椎炎、反応性関節炎、炎症性腸疾患関連関節炎)
5. 掌蹠膿疱症性骨関節炎
第6項以降の番号を修正しました。
平成28年11月14日
日本リウマチ学会新基準検証委員会委員長
竹内 勤
同委員会コホート作業部会長
針谷 正祥