2025年10月24日から29日まで米国・シカゴで開催された第91回米国リウマチ学会年次総会(ACR Convergence 2025)において、日本リウマチ学会田中良哉理事長が、日本人で2人目のACR Master(米国リウマチ学会名誉会員)に選出されました。
ACR Masterは米国リウマチ学会の名誉会員資格であり、リウマチ学領域における長年の臨床・研究・教育・患者ケアへの継続的な貢献が高く評価された者に授与されます。選出には複数名の推薦が必要であり、また今年度より米国外からの選出は各年1名のみに制限されるなど、極めて狭き門でありますが、田中理事長はその唯一の米国外会員として選出されました。なお2023年にはEULAR(欧州リウマチ学会)の名誉会員にも選出されており、欧州リウマチ学会・米国リウマチ学会の両学会から名誉会員に選出されたのは日本人として初の快挙です。
今回の選出は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなど自己免疫疾患の病態解明と分子標的治療の開発・臨床応用における田中理事長の国際的な功績とリーダーシップが高く評価されたものです。これまでの田中良哉理事長の卓越したご功績に深く敬意を表します。


