今般、Modern Rheumatology誌の投稿論文査読過程において「論文に関する機密保持違反」がありました。投稿された原稿は秘匿特権付情報 [privileged communication]であり、部外秘とすべき著者の私有財産であるため、投稿原稿の内容が事前に開示されれば、著者が不利益をこうむる恐れがあります。
本件について、編集委員会、倫理委員会にて調査、答申し、理事会にて対象会員の「評議員資格の停止」(2023年度社員総会への上程)処分を決定するとともに、その事実をホームページ上で公表することで、再発防止への意思を示すべきと判断いたしました。
会員の皆様におかれましては、これまで以上に倫理観を持って、学会の諸活動を行っていただきますよう、お願い申し上げます。
一般社団法人日本リウマチ学会
理事長 竹内 勤