日本リウマチ学会は、第56回学術集会(2012年)より、学会主導による新たな運営態勢で学術集会業務に取り組んでおります。
これまでの学術集会は、事務・運営等を主催校に一任していたため、選出された運営委託会社(Professional Convention Organizer、PCO)ごとに運営方針が異なり、参加者にとっては時にユーザビリティに欠ける学術集会の運営もありました。また、プログラムに継続性の無いことも、これまでの懸念材料の一つでした。
そこで、日本リウマチ学会では、学会とPCOとが学術集会の運営を「協働」することにより問題点の解決を図りたいと考えました。日本リウマチ学会の学術集会が目指すところは、リウマチ学の進歩・発展に寄与することです。学術集会がその本来の目的を達成するためには、透明性の高い効率的な運営を行うこと、グローバルスタンダードを満たす学術性を有すること、継続性のある学会ポリシーを示すことなどに加えて、実務的には演題登録が容易に行えること、学術集会当日、参加される皆様が容易に参加登録を行えること、そして学術性及び継続性が保たれたプログラムのもと容易に研究成果を発表し、それを聴講・討論できることが重要であると考えます。
PCOの皆様には、上記の目的を踏まえたうえ、学会と協働による学術集会運営について、忌憚のないご提案を頂きたく存じます。日本リウマチ学会とPCOが協働で学術集会運営にあたることにより、より円滑な創造的作業となるようなご提案をお待ち申し上げます。
ぜひ、趣旨にご賛同頂き、ご提案を頂きますようお願い申し上げます。
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2020年8月13日
一般社団法人 日本リウマチ学会
理事長 竹 内 勤