関節リウマチ患者に対する各種骨粗霧症薬介入の効果(第3報〜観察期間3年成績:新規骨折抑制効果)
中山 久徳1, 萩原 太1, 渡辺 淳子2, 早川 洋美2, 松升 利浩1, 杉井 章二1, 西野 仁樹3, 小澤 義典1, 當間 重人2, 越智 隆弘1 1国立病院機構相模原病院リウマチ科 2国立病院機構相模原病院臨床研究センターリウマチ性疾患研究部 3帝京大学整形外科
骨粗鬆症はRA患者の重大な合併症である。当科では薬剤介入前向き研究を行っている。RA患者355例をALN5mg+VD投与群(A群)、RIS5mg+VD投与群(R群)、EHDP400mg+VD群(E4群)、EHDP200mg+m群(E2群)、VD投与群(D群)に割り付け、骨粗鬆症に関する項目を測定し、レ線上椎体骨折を判定した。2年後に有意な骨代謝マーカーの改善かつ2%以上の腰椎骨密度上昇を認めた症例はA群63%、R群50%、E4群17%、E2群7%、D群5%であった。新規椎体発生率はA群2%、R群0%、E4群8%、E2群25%、D群12%であった。以上よりALNおよびRISはより効果的な薬剤と考えられる。今回は3年間の観察により各群の骨折抑制効果を中心とした骨粗鬆症治療成績を比較検討し報告する。