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| 若年性皮膚筋炎に併発する異所性石灰化の実態調査 P.538
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宮前多佳子1 森 雅亮1 稲毛康司2 河野陽一3
武井修治4 前田基晴5
村田卓士6 中田修二7
川合 博8 平野幸子9 伊達是志10 北村勝彦11
横田俊平1 |
(1)横浜市立大学 小児科
(2)日本大学 小児科
(3)千葉大学 小児科
(4)鹿児島大学 小児科
(5)杏林大学 小児科
(6)大阪医科大学 小児科
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(7)札幌医科大学 小児科
現所属:なかた小児科(札幌市)
(8)長野県立こども病院
(9)東京女子医科大学 小児科
(10)久留米医科大学 小児科
(11)横浜市立大学 公衆衛生学 |
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| 要 旨 |
若年性皮膚筋炎に併発する異所性石灰化の実態について,50症例を対象に検討した。異所性石灰化の併発は14例で,石灰化併発群,非併発群について比較したところ,発症年齢は併発群でより若年発症であった。臨床的にはGower徴候を除き,皮膚症状,筋症状とも両者に差異は認められなかった。検査所見では,抗核抗体陽性は非併発群の方が有意に高率であった。初期治療としては,早期炎症抑制を狙ったメチルプレドニゾロン・パルス療法の導入による石灰化出現頻度に有意な差異は認められなかった。
異所性石灰化の発現時期は平均1.56±1.91年,部位は膝,肘頭部,臀部の伸側部に集中していた。石灰化の形状は塊状が最も多かったが,その他細粒状,液状,シート状を呈していた。臨床的な問題点は動作時疼痛,関節可動域制限,皮膚との瘻孔形成,局所感染の合併などであった。治療は,アルミニウム製剤が7例中2例に有効であった。外科的摘出術が施行された症例は5例あった。若年性皮膚筋炎は異所性石灰化を高頻度に伴い,罹患児の生活を長期にわたり障害する併発症であることが明らかになった。 |
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| Key words |
anti-nuclear antibody:calcinosis:juvenile
dermatomyositis
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