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リウマチ Vol.42 No.6             
「関節リウマチの外反母趾変形に対するグロメット付き スワンソン型人工関節形成術の術後成績」
 
振角和利  藤岡宏幸  土井田 稔   佐浦隆一  石川 斉  黒坂昌弘
神戸大学大学院医学系研究科器官治療医学講座運動機能学
(2002.4.30受付,2002.10.4受理)
Abstract
要 旨=
〔目的〕関節リウマチ(RA)の外反母趾変形に対するグロメット付きSwanson flexible hinge toe implant(インプラント)による人工関節形成術の術後成績を検討した。

〔対象・方法〕1996年から99年までに手術を行ったRA患者16人(女15人,男1人)26足を対象とした。平均年齢は59.8歳(48〜73歳),平均追跡調査期間は3.0年(1.0〜4.5年)でX線学的に術前後の外反母趾角の変化,インプラントの破損,ゆるみ等を評価した。

〔結果〕外反母趾角は術前平均47.7度から追跡調査時平均19.3度に改善した。術後,インプラントの変形なしが76.9%で,明らかな破損は0であった。また,インプラント周囲の骨透亮像はまったくなしが38.5%,2mm未満が57.7%でこれらを合計すると96.2%で,ほとんどゆるみはなかった。

〔結論〕グロメット付きインプラントによる人工関節形成術はインプラントのゆるみや破損も少なく,RAの外反母趾に対する治療として有効であると考えられた。
 
Keywords
〈Keywords〉 arthroplasty:grommet:rheumatoid arthritis:hallux valgus:Swanson flexible hinge toe implant
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