リウマチ Vol.42 No.6 index
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リウマチ Vol.42 No.6
「成人Still病患者のガリウムシンチグラフィにおける骨髄への集積」
鐘江 大 多田芳史 大田明英1 牛山 理 鈴木憲明 小荒田秀一
春田善男 吉開友則2 長澤浩平
佐賀医科大学 内科・同看護学科1・同放射線科2
(2002.4.4受付,2002.9.19受理)
Abstract
要 旨=
〔目的〕成人Still病は当初不明熱として取り扱われることが多く,しばしばガリウムシンチグラフィが行われる。成人Still病におけるガリウムシンチグラフィの特徴を検討することを目的とした。
〔方法〕ガリウムシンチグラフィを行った成人Still病患者について陽性例とその臨床的特徴および特異性について検討した。また他の膠原病や類縁疾患についてもガリウムシンチグラフィの検査所見を検討した。
〔結果〕施行11例中陽性は4例で,集積部位は骨髄が4例,関節が2例であり骨髄への集積が特徴的であった。陽性例は陰性例に比べ重症の傾向があり,免疫抑制剤の投与が高率であった。膠原病および類縁疾患における集計ではガリウムシンチグラフィでの骨髄集積例は5.4%で,成人Still病が3例,SLE,結節性多発動脈炎,Wegener肉芽腫症,Sjo¨gren症候群が1例ずつであった。また不明熱患者を対象にした場合,骨髄集積例18例中7例が膠原病および膠原病類縁疾患であった。
〔結論〕ガリウムシンチグラフィにおける骨髄集積は膠原病および類縁疾患,なかでも成人Still病を鑑別診断として考えることが必要であり,またそのような例は重症かつ難治性の可能性を示唆すると考えられた。
Keywords
〈Keywords〉 adult Still's disease:bone marrow accumulation:gallium scintigraphy
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