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リウマチ Vol.41 No.4             
「血清アミロイドAが疾患活動性の指標として有用であったリウマチ性多発筋痛症の3症例」
 
山根隆志  山内勇人  今泉泰彦1  仙波尊教
兵庫県立淡路病院内科・同整形外科1
(2001.3.9受付,2001.5.17受理)
Abstract
要 旨=

  ESRやCRPが正常化した後,SAAが臨床症状に相関したPMRの3例を経験した。治療抵抗例の疾患活動性の指標として,SAAは有用である可能性が示唆された。
 症例1:75歳,男性。PSL 20mg/日の投与にてESR・CRPは正常化したが,筋痛は残存。PSL減量に伴い再燃し,15mg/日に増量にて軽快した。しかし,減量に伴い再び筋痛が出現し,SAAも33.0μg/mlと上昇を認めていたため,PSLを減量せずに継続投与したところ,SAAは正常化し筋痛も改善した。

 症例2:65歳,女性。PSL 15mg/日で投与開始。筋痛は軽減したが約3カ月間遷延し,SAAは陰転化しなかった。その後,症状再燃し,SAAは78.2μg/mlと著明に上昇していた。PSLを減量せずに投与したところ,症状は消失した。SAAも陰転化したため,PSLを減量したが再燃は認めていない。

 症例3:88歳,女性。PSL 15mg/日にて,症状は軽減するも残存。SAAは106μg/mlと高値であったため,PSLは減量せずに継続投与したところ,約3カ月後には症状は消失しSAAも正常化した。PSL12.5mg/日に減量後も再燃は認めていない。
 
Keywords
〈Keywords〉 C-reactive protein(CRP):polymyalgia rheumatica(PMR):serum amyloid A(SAA)
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