リウマチ Vol.40 No.3 index
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リウマチ Vol.40 No.3
「び漫性増殖性ループス腎炎に対するシクロフォスファミドパルス静注療法の検討」
大久保忠信 出口治子 井畑 淳 中村満行
上田敦久 大野 滋 萩原恵里 青木昭子
白井 輝 石ヶ坪良明
横浜市立大学第一内科
(1999.8.26受付,2000.5.10受理)
Abstract
要 旨=
(目的)
び漫性増殖性ループス腎炎に対するシクロフォスファミドパルス静注療法(IVCY)の有効性および副作用について検討した。
(対象および方法)
腎生検でW型ループス腎炎と診断された患者のうちステロイドパルス療法で尿蛋白が改善しなかった5例と副作用のためステロイドパルス療法を施行できなかった2例の計7症例を対象としてIVCYを施行し,治療前後の血液・尿検査所見を比較検討するとともに副作用について検討した。
(結果)
ステロイドパルス療法後も尿蛋白が遷延した症例にIVCYを施行した5症例中3例および副作用のため頭初よりIVCYを施行した2例中1例で尿蛋白等の改善が認められた。IVCYの副作用としては治療早期に一時的に白血球減少や悪心がみられたが,対症療法により改善した。またIVCYの副作用として知られる出血性膀胱炎,無月経は認めなかった。
(結論)
ステロイドパルス療法後も尿蛋白が遷延した難治性のW型ループス腎炎や副作用のためステロイドパルス療法を施行できない症例に対してIVCY療法は有効であると考えられた。
Keywords
〈Keywords〉 cyclophosphamide:intravenous pulse therapy:lupus nephritis
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