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リウマチ Vol.40 No.1

            
「抗リン脂質抗体が陽性であった血球貪食症候群の1症例」
 
池田圭吾  安藤聡一郎  小池道明  関川 巌
飯田 昇  橋本博史1  押味和夫2
順天堂大学附属順天堂伊豆長岡病院内科,順天堂大学膠原病内科1・同血液内科2
(1999.9.16受付,2000.2.2受理)
Abstract
要 旨=
  近年,全身性エリテマトーデスなど各種の自己免疫疾患の血球減少症に,血球貧食症候群の関与する例のあることが報告されている。筆者らは,著明な血小板減少と貧血を呈した抗リン脂質抗体陽性例で,その骨髄像に組織球による貧食現象を認め,これが,血小板減少をはじめその血球減少に関与していると考えられる症例を経験した。ステロイド加療にて血球減少症は改善し,それに伴い,骨髄での貧食現象も消失した。一部の抗リン脂質抗体陽性症例や,抗リン脂質抗体症候群での血小板減少など血球減少症には,本例のように骨髄での血球貧食が関与している症例もあると考えられ,示唆に富んだ症例と思われる。
 
Keywords
〈Keywords〉 anticardiolipin antibody:antiphospholipid syndrome:hemophagocytic syndrome
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