医学生・若手医師のみなさま 医学生・若手医師のみなさま

入局後5年を経て

末松 梨絵
末松 梨絵
佐賀大学医学部附属病院 膠原病リウマチ内科

 平成16年に佐賀大学医学部を卒業し、2年間の初期研修の後平成18年同大学膠原病リウマチ内科に入局しました。
 学生時代から興味があったのは確かですが、患者さんたちとの関わりがこの科を選んだ一番の動機でした。佐賀では膠原病専門医が少なく、(良くも悪くも)多くの患者さんは大学病院で継続治療がなされます。大学病院にいながら内科医として急性期の治療からプライマリーケアまで一貫して携われることに大きな魅力を感じました。また長澤教授を始め、スタッフの先生方の人柄にも惹かれたのも事実です。入局後早くも5年が経ちましたが、入局当時から今も変わらず温かいご指導をいただき、少しずつではありますが経験と自信がついてきたように感じます。現在週3回の専門外来と毎週水曜日に生物製剤外来を担当させてもらっています。また最近では成人スティル病の研究斑にも加えていただき、診療のみでなく調査、研究といった分野に関われる喜びも徐々に感じております。まだまだ修行中の身ではありますが今後は少しでも地域のリウマチ診療に貢献していければと思います。