全身性リウマチ性疾患などの多くは指定難病に指定され、膠原病リウマチ内科領域は日本専門医機構が定める内科サブスペシャルティの一領域として高い専門性が求められています。その要請に応えるためには、膠原病リウマチ内科領域の医学部卒前教育を適切に実施し、本領域の専門医を継続的に育成する必要があることから、一般社団法人日本リウマチ学会(JCR)で卒前教育のための講義カリキュラムと参加型臨床実習モデルプランを作成いたしました。また医学部卒前教育の充実を目的として、「膠原病リウマチ内科学モデル講義カリキュラム事前学修ビデオ」(22講座、各15-25分)を作成いたしました(試聴用ビデオを用意しています)。
膠原病リウマチ内科学モデル講義カリキュラムは、教育専門家が推奨する最新の医学教育手法である反転授業を取り入れています。反転授業には様々なパターンがありますが、今回のモデル講義カリキュラムでは、学生は事前学修ビデオを授業の前日までに視聴し基本的な知識を学修したうえで講義に参加します。実際の講義では、事前学修ビデオの復習、追加したい学修内容や追加資料(画像など)の提示・解説、多肢選択問題を使った演習・解説、臨床シナリオを使用したグループワークと発表などを、担当教員の判断で実施します。今回、JCR医学部学生用事前学修ビデオを使用した授業ガイドも併せて作成し、反転授業の紹介動画も公開しています。
教員にとって、一般的な反転授業は事前学修資料作成と当日の授業準備で負担がかかります。今回の事前学修ビデオは、事前学修に含まれる基本的な知識を標準化し、各医学部における教員の負担を軽減してこのモデル講義カリキュラムを広く活用して頂けるように作成しております。各医学部から登録された学生・教員は事前学修ビデオ(PDF資料を含む)をいつでも利用できるようにしておりますので、是非、登録、ご活用くださいますようお願いいたします。
膠原病リウマチ内科学モデル講義カリキュラム事前学修ビデオ」の利用にあたっては、「日本リウマチ学会 eラーニングコンテンツ利用規則」ならびに「学生向け利用規約」をご確認いただき、「利用申請書」に必要事項を記入のうえ日本リウマチ学会へお送りください。
▼日本リウマチ学会 eラーニングコンテンツ利用規則
▼学生向け利用規約
▼利用申請書
― 利用申請書の送付先 ―
膠原病リウマチ内科学の医学部卒前教育委員会 宛て
メール:gakkaih@ryumachi-jp.com
| 1) | 日本リウマチ学会 eラーニングコンテンツ利用規則 学生向け利用規約の確認 |
|---|---|
| ↓ | |
| 2) | 利用申請書の送付(※メール添付でお送りください。) |
| ↓ | |
| 3) | 利用申込書受付後、担当責任者(管理者)へ以下が送付されます。 ・「サブ管理者システム」のURL ・管理者のメールアドレス、パスワード ・動画ページユーザー管理システム操作手順 ※事務局から送付されたメールアドレスとパスワードで登録してください。 |
| ↓ | |
| 4) | 大学側から学生に【学生(ユーザー)の登録】のリンク先を付与 |
| ↓ | |
| 5) | 視聴開始 利用包括契約書は担当責任者へメールで送付します。 |
事前学修ビデオを利用し、学生には授業の前に知識を入れて実際の授業ではTBL、ケースプレゼンテーション、学生同士でのディスカッションなど反転授業を行っていただくことにより、教育のレベルアップを図ります。 また、事前学修ビデオ利用後、アンケートにご協力いただくようお願いいたします。
学生が事前学修ビデオを視聴
実際の授業を実施(※反転授業をお勧めしますが、各大学の状況にあった方法でご実施頂いて結構です)。
反転授業の具体的な方法は下記の「JCR医学部学生用事前学修ビデオを使用した授業ガイド」でご紹介します。
膠原病リウマチ内科学モデル講義
― カリキュラム事前学修ビデオ とビデオ活用授業ガイドの紹介 ―
※委員会が作成した事前学修ビデオと、ビデオを使用した授業の進め方の概要を紹介しています。
是非ともご視聴ください。
事前学修ビデオを活用した大学にアンケート実施を行います。
※学生の反応、反転授業の感想、ビデオの使用感や課題、問題点などをフィードバックしていただき、今後のアップデートに繋げてまいります。
アンケート>>(準備中)
▼日本リウマチ学会 反転授業ガイド
膠原病リウマチ内科学モデル講義
― カリキュラム事前学修ビデオ とビデオ活用授業ガイドの紹介 ―
▼事前学習ビデオと反転授業の紹介動画
事前学習ビデオと反転授業の紹介動画(PDF)
※会員ログインが必要です
※PDF版もご利用いただけます。
【事前学修ビデオのサンプル動画】
事前学修ビデオのご使用前に、サンプル動画をご参照いただけます。
・血管炎Part1
・血管炎Part2
※会員ログインが必要です。
※サンプル動画は、膠原病リウマチ内科の授業を担当している大学職員の方のみご視聴いただけます。
※PDF版は動画ページからご利用いただけます。
| 1)総論 | ①免疫系の基本構造と機能 |
|---|---|
| ②自然免疫と補体系の働き自然免疫 | |
| ③抗原提示と獲得免疫の活性化 | |
| 基礎免疫学概論(①から③を1回の授業で実施する場合) | |
| 2)リウマチ性疾患へのアプローチ | 病歴聴取、身体診察、適切な検査の選択と解釈 |
| 3)関節リウマチと類縁疾患 | Part1 関節リウマチ、悪性関節リウマチ |
| Part2 成人発症スチル病、リウマチ性多発筋痛症 |
|
| Part3 関節リウマチに対する非薬物治療 |
|
| 4)全身性エリテマトーデスと抗リン脂質抗体症候群 | Part1 全身性エリテマトーデス |
| Part2 抗リン脂質抗体症候群 |
|
| 5)全身性硬化症と混合性結合組織病 | Part1 全身性硬化症 |
| Part2 混合性結合組織病 |
|
| 6)特発性炎症性筋疾患 | 多発性筋炎・皮膚筋炎 |
| 7)ベーチェット病 | ベーチェット病 |
| 8)シェーグレン症候群 | シェーグレン症候群 |
| 9)血管炎 | Part1 巨細胞性動脈炎、高安動脈炎 |
| Part2 結節性多発動脈炎、ANCA関連血管炎 |
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| 10)脊椎性関節炎と類縁疾患 | Part1 脊椎性関節炎総論、強直性脊椎炎 |
| Part2 乾癬性関節炎、反応性関節炎、掌蹠膿疱症性(骨)関節炎 |
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| 11)その他のリウマチ性疾患 | Part1 結晶誘発性関節炎、線維筋痛症 |
| Part2 IgG4関連疾患、⾃⼰炎症性疾患 |
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| 12)膠原病リウマチ内科における分子標的治療 | 膠原病リウマチ内科における分子標的治療・細胞治療と個別化医療 |
問い合わせ先
一般社団法人日本リウマチ学会
TEL:03-6435-9761 FAX:03-6435-9762
メール:gakkaih@ryumachi-jp.com